先日の『性がブチまけられたベッドシーツ』by Iris artに続いての感想文短期連投第2弾。
今まで時々話してますが、僕が陰陽倶楽部を立ち上げてNTR同人を作り始めたきっかけはVENUSさんの『うたかたの蕾』をプレイしたことでした。
そんなわけでVENUSさんは、ひとかたならずお世話になってるサークルさんと一方的に思い入れしておりまして、今回もリリースお待ち申し上げておりました。
本作はVENUSさん初のマンガ形式の作品。
一般的な雑誌・単行本やスマホ閲覧を考慮した縦長ページでなく、Web閲覧に適した横長画面サイズを採用しています。
ただし冒頭からヒロイン一人称ベースでの語りテキストがかなりボリューミーで、そこはやはりマンガというよりもVENUSさんのこれまでの土俵であるノベルゲームに近いリズム感を覚えました。
それと、このストーリー展開はVENUSさん…かなり「狙って」ますね~w
当初のNTR王道展開から物語がアッチの方向に進むものと思わせておいて、土壇場で急ターンのヘアピンカーブで予想外の進行方向に読者を引っ張り込んでいく、という。
VENUSさんのブログを拝見すると、
タイトルが、当初はyellだったのですが
なんかよくわからなそうだったのでストレートに
内容が分かるように変えてみました。
……とのことで、もしそのタイトルでリリースしてたら、この展開はもっと不意打ち感が強調されてたでしょうね。
さすがにそこまではやり過ぎと考えられたのか、あるいはコマーシャル的な観点からするとやはり最終採用された『ごめんね。私、名前も知らないおじさんと……』の方が分かりやすく訴求できると考えられたのか。
昨今は不意打ち展開は読者の不評を買う傾向が強いらしいし、ラノベ界隈のようにお話のあらすじを文章で説明しちゃうタイプのやたら長いタイトルも多めな件について。
さて本作は内容的にはNTRモノというより堕ちモノの感が強かったです。
ヒロイン絢チャンに関わってくる男は3名いるのですが、そもそも寝取り男として冒頭から堂々登場した筈の原田先生(ここまで体験版で閲覧可)と、その「名前も知らないおじさん」は一体どう関わってくるんだってタイトル見た当初は???ってなりましたし、
絢チャンの想い人である隼人くんは本編に入っても殆ど活躍の場はなく寝取られ役として正直影が薄く、最後に来てようやくネタを提供してくれますが色んな意味で手遅れ感が…(^^;
NTRの仕様に準拠して隼人くんは顔出し無しなのですが、あくまで個人の印象ですが今回のマンガに限っては彼はきちんと顔出してくれてた方が良かったかも。
NTRゲーの主役はプレイヤーさんにそのポジションに身を置いてもらうために顔を出さずに一人称語りでストーリーを展開させていくケースが多いのだと思われますが、このマンガでは彼は主役でなくその僅かな一人称語りは物語の傍流に過ぎず、読者は隼人くんを外側から眺めてく他人ポジション。ならば姿形の輪郭を明確にしてくれた方が「盗ったった」感強まったんじゃないかな~……と。
そして隼人くんに対して寝取り男の竿役を担う原田先生。
彼が絢チャンの体をじっくり丁寧にあっためてあっためて、そして一番肝心なところで美味しいトコをサラッと横取りされてるのにその事に気付きもしないマヌケッぷりは、この人こそ最大の寝取られ役じゃんwwと思わなくもない。
VENUSさんの様式美に則ってw彼がとにかく挿入のお楽しみを先延ばしに絢チャンを弄くり回してる理由が正直今回はよくワカランのですが(^^;、まぁ結果的にコレが物語の伏線になってクライマックスの名無しのオジサンに繋がってきます。
ただし本作の寝取り寝取られヒエラルキーの頂点に君臨するこの「名前も知らないおじさん」は、他のキャラとは縁もゆかりもなく棚ボタ的に絢チャンをパックリいってしまいますので、そこには寝取り男と寝取られ男の間の因果みたいなものも絡んできませんし、
物語全体通してなんかもう絢チャンひとり浮き足立ってアッチによろめきコッチにぶつかり、ずっこけたところにたまたま屹立していた名無しのモブチンコがブス~ッ!と股間に突き刺さってしまいました、みたいな、かなりスラップスティックな印象。
なのでNTRの切ない悲壮感よりも、行きずりにハメ倒されて快楽堕ちしてしまうバージン娘のだらしなさみたいなものの方が際立っている感じです。
そんなこんなでストーリーの錬成度は今回正直ちょっとどうかなと感じたところもあったのですが、しかし…処女の美少女と醜い汚ッサンの絡みはやはり良いものだ~!
後半に行くにつれて盛り上がっていく絢チャンのスケベっぷりにはどんどんこちらも惹き込まれていきましたねぇ。
相手が原田先生にせよ禿のオッサンにせよ、ベロチュー・乳シャブ・クンニと愛撫されてる時にどこか遠いところを眺めながら熱い息を吐いてる絢チャンの表情は実にそそられます。
ゲームやCG集だと一枚絵の上にのっかったテキストがどんどん進行してく間に絵の方は差分がめくられていく感じになりますが、コマを割ったマンガだと1ページの中で色んな表情を色んな画角から同時に眺められるのも効いてるんでしょうね。
…ふむ…この手法はあるいはゲームやCG集の方に逆輸入しても有効かも……
本編内の彼女の表情にはもっとグッと来るのが一杯あってホントはそちらをご紹介したいのですが、勝手に載せるのも憚られますのでDLsiteさんの作品ページにあったこちらの紹介画像をURL参照しておきます。
多分にマンガ形式ならではの、VENUS作品の中にあっても屈指のチョロイン絢ちゃん。
人生と体を賭けて応援してきた隼人くんより「夢中になれる」「生き甲斐を感じられる」ことをアッと言う間に見つけてしまった見事なエロ好き絆され快楽堕ち。アッチのオッサンともパンパン、コッチのオッサンともアンアン、このビッチのユルユルっぷりたるや!
いや~良いわ~このコ。なんかツボにハマったというか、こういう男にとって甚だ都合がいいエロ娘は遠慮なくメタクソにもてあそんでやれるわ~鬼畜魂に火が着くわ~。
禿のオッサンと原田先生、会ったら結構意気投合して上下挿し、なんて展開ももうすぐソコ。
ていうかこのコなら複数プレイもきっとすぐ馴染むっしょ。10人くらいで寄って集ってハメ倒すVENUSヒロイン初の輪姦AVシチュもこのコなら美味しく頂けそう。そんでもってワシもそこに混ざりたい!