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第2回作画反省会

前回のウザい連続投稿から気付いたらもう1カ月半を越えてるじゃないですくぁ!
自分じゃぼちぼち1カ月くらいかなぁ……と思ってたのに。

この間ちょこまかとコッチのブログに書こうかと思ったこともないではなかったんですが、基本ここには人様にはどうでもいい自前の日記みたいなコトしか書く気なくなってるので、
まぁど~でもイイか~とか、むしろ書かない方が賢明か~……みたいになっちゃって。


先日、前回の反省会のシリーズ投稿を改めて自分で読み直してみたんですが、文体のウザさはともかくとして結構イタいトコを突いてるな、とは自分でも改めて思って。
あそこに書いた5項目、未だに解決できてない問題も多いどころか、書いた本人も忘れて同じ轍を踏んじゃってるところも少なくない。
描いた絵を見ながらの反省会も大事ですけど、その反省会自体の内容も読み返してきちんとフィードバックループ回さなきゃいつまで経っても進歩はないよなぁと。

で、今回はこの画像をネタに、またちょっとやってみようかなと思います。

前の反省会で上げた5課題

  1. 顔の描き方が安定しないね相変わらず
  2. 髪の描き方も相変わらずヘタだ~
  3. ペン描きの線がキチャナイ荒っぽい
  4. 乳首の描き方が悪い意味で記号化されてる
  5. 手を描く時の出来不出来の差が激しい

の中から今回はピンポイントで、1.の顔描きと3.のペンタッチについて。


表示サイズに応じた顔の描き方について

上の画像全体をウチのメインモニター(1920×1080)に表示して眺めてる時、雪江の顔は縦寸が200pxくらいに圧縮表示されてる。

その状態で見た時(A)と、画像の原寸100%で見た時(B)、更に描いてる時のそれより更に数倍大きいサイズで見た時(C)で、印象がそれぞれ違ってくる気がする。
(A)

(B)

(C)

一番最後に載せた作画時画面の等倍表示(C)は表に曝すことを前提してない拡大表示だから色々キツイキチャナイ所あるのはしゃーないにせよ、
やっぱ大きくなるにつれて伝わるニュアンスは濃くなってくようには思える。

ここに紙媒体と違ってオンライン視聴ならではの問題が出てきます。

描き手の気持ちとしては等倍(B)でご覧いただくことを前提に描いてるんだけど、視聴者がモニターで観る時はページ全体を表示してパッと眺めて(A)すぐにページ捲って次行っちゃう人が一番多そうだから、せっかく表情しっかり描いても伝わらずにスルーされてしまうよなぁと。
特に作画も完全デジタルで、画面を拡大した(C)の感覚だけで描いてしまってると実際に観てる人(A)の印象とのズレが大きくなる心配が。
原寸(B)と縮小(A)で眺めても破綻しないように目配りしながら描かないと。だけどコレが結構手間を食う。

今回のこの画像に関しては、右目の涙をもうちょっと直したい。
縮小表示すると目にかぶり過ぎてて、なんか笑ってるようにも見えてしまってる。


ペンタッチとスピード感

上の(C)を眺めても分かるとおり相変わらずペンタッチが雑。

プロの漫画家さんのインタビューや作画動画なんか見ててもペン入れの時は息止めて一発でスーッと引く……みたいな真剣勝負感だしてる人も多いけど、それに比べて僕はシャシャッと短いストロークで投げ出すような描き方をしてしまってるので線がキチャナイ。

ベクターレイヤーで引く主線や輪郭線に関しては、もう描いた後から全頂点をイジッて輪郭や太さを調整し直すくらいの手間を掛けないとダメかも。

あとハッチング(とも言えないような小汚いシャシャシャって影付け)は、前回の反省会で当面描かない方向で行くって決めたんじゃなかったかね陰陽君?

……スンマセンすっかり忘れてました。

ちょっとだけ言い訳すると、今課題にしてるひとつに、スピード感をどう表現するかってのがあって。

このコマに関してはスピード線レイヤーも全体に載せてみたんだけど、暗い密室の中で男と女がグチョグチョとヤッてる重たい淫靡さを出すには余計だなって判断して最終的には消しました。
だけどそのグチョグチョ感はしっかり出したくて、特に会長がケツをグリグリ左右に捩じってる描写は大切で、

・ケツ周りへの移動ぼかし
・輪郭線を重ねてブレた感じを強調
・体に乗せた若干の手描きのスピード線
・一部の輪郭線に被せた跳ね線

……なんかをあれこれ使ってる間に、「線を丁寧に綺麗に入れる」っていう大前提がスッ飛んでしまってた。

この、スピード感と、綺麗な線の両立ってのが、なかなか難しくて。
スピード感はある程度勢いのある線の方が出てくるんですが、それをやろうとすると今度は雑さ汚さがタッチに混じり込んでくる。
色んな絵師さんの手法を研究したりしてますが、なかなか上手くいかないですね。
基本的に頭で考えても手の技術が付いてきてないという。

ハッチングの上手さエロさでメチャメチャ勃起させられたのはusaさんのこの作品ですね。

シズル感ちゅーんでしょうか、いや~スゲっすよ。

(……とはいえ真似しようっても一朝一夕に真似られるモノじゃないし、タッチや塗りの違いもあるからそのまま真似て自分の絵が良くなるとも限らんよな~ってのもまた難しいところではあるのだけど……)


制作室コソコソ噂話、ひとまず締め

描くたびに毎度このくらいの屁理屈は頭の中で付いて回ってるので、それを文章に起こすのはさほど大変じゃないのだけど、
こないなウ●コを垂れ流して良いものか……という迷いもあるので今後もブログでやるかどうかは何とも……。

  1. 手を描く時の出来不出来の差が激しい

    ちょくちょくツイートでも書いてるけど、現代は絵を描いたりその訓練をするには歴史上最強の時代だと思う。

    ほぼどんな作画対象でも検索すれば資料もお手本もハウツーも無尽蔵に手に入る。簡単に手に入り過ぎる弊害をあ~だこ~だ言う声もあろうけど、ごくごくシンプルに無いよりあった方がエエやんけ、と個人的には思う。
    あとは当人がやるかやらないかだけの話。

    手を描くのもそうで、基本誰でも作画資料持ってるこの素材も、昔なら自分の向こう側から眺めたアングルや利き手のポーズを描こうと思ったら鏡を使ったりそれでも確認し辛いケースもあったろうけど、
    今ならちっこいスマホをホルダーやクリップで摘まんで必要な角度で固定して、セルフタイマーで撮影すりゃどんな画角もポーズもそれこそ”手に入る”。
    男女や年齢や体格による差分修正の必要はあるけど、骨格的なフォルムは誰の手も基本同じ。

    ……にも関わらず……

    描き上げた時のクオリティがこうも安定しないのは何じゃろうな。

    たぶんこれもデフォルメ、記号化に関わってんのかなぁ……。
    上手い絵師さんの手の描き方を見ると、関節の表現の仕方や陰影付け、カメラに向かって突き出した指のパース表現など、手の描き方には絵師それぞれのデフォルメや様式美みたいなのが感じられる。

    僕はそういうのが持てるほどまだ頭の中にイメージのストックが出来てない、今まで描いた手の絶対数が足りてない。
    だから都度都度資料に頼って描こうとするんだけど、そうするとその資料の質やコッチの研究の精度、あと作画時のモチベーションだとかもっと単純に出来不出来の落差で、労力や時間を費やす割に完成度のブレが大きい。

    要するにこれまた勉強と経験、両方の不足。

    あと、この血管の描き方もなぁ……

    以前やってみた時は結構イイ感じになったと思ったので最近好んで使ってみてるけど、今回のはイマイチ~イマサンくらいで。
    チョロッと適当に鉛筆で線描いてエンボス加工すりゃそれらしくなるってモンじゃないよ。もっと丁寧に仕事せぃ!

とまぁなんか長々書いてきたけど、要するにいまだ未熟者なのだと。
なるだけ客観的に自己評価すると、ぼちぼち緑帯に欲目を感じてる黄帯……くらい……かな……
黒帯までの道のりは長い……。


制作室コソコソ噂話(4)

書けば書くほどコレやっぱブログで公開せずに私的なメモ書きにしといた方が良かったかなぁ……と思わなくもないけど、もう始めてしまったし。
同じように絵を描いてるどこかの誰かに「コイツ毎回こんなにメンドクサイこと考えながら描いてんのか~」と呆れられつつ、
もし何かの折に僅かばかりともご参考になれましたら幸甚に存じます。

  1. 乳首の描き方が悪い意味で記号化されてる

    一般的には「デフォルメ」、僕はちょくちょく「記号化」「象徴化」という言葉を使うのだけど、こいつはマンガやイラストなどポップでコマーシャルな絵を描いてる時には随所に出てくる。
    萌え絵の女のコのデカい目や殆ど省略される鼻、ネオテニー的なパーツ配置もデフォルメだし、オッパイや乳首の描き方も絵師それぞれ癖があって多かれ少なかれ記号化されてる場合が多い。

    コマーシャルアートの人物画は、写実リアリズムを原点として、それぞれの絵師ごとの感性に沿って拡散的に広がる記号化ベクトルのどこいらへんに落ち着き先を定めるかによって、個性・作家性が決まってくると言ってもいいかと。

    オッパイ絵に関しては絵師がどんなオッパイが好きかっていう性癖とも不可分で、僕の場合は中身がパンッと詰まった張りのある美乳に、若干パフィーニップルなほどほどサイズの乳輪と、興奮すると適度に勃起する乳首(トッピングに僅かな凹み添え)となる。

    乳首のデフォルメはベースフォルムを円筒で描く派と球形で描く派に二分できそうかな。
    僕は乳首の勃起を表現したいと思うので必然的に円筒ベースになってく。

    ……が、どうも今の描き方は自分で気に食わない。
    ピッ、ピッと簡単な線で描いてしまってておざなり感があるというか(これまたペン線画のヘタさも響いてる)
    角度や状況によってもっと色んなシルエットや見え方になるだろうに、と自分で描いた乳首を見るたび思う。

    要するにフェチが足りない
    その足りないところを悪い意味での記号化によって横着スキップしようとしてるから、こんな半端な出来栄えになる。
    もっとオッパイフェチ乳首フェチな他の絵師さんの表現方法を吸収したり、実物研鑽を積みたい物種w。


制作室コソコソ噂話(3)

今年はこんな世情でもあるし、年末年始もまったく関係なく普段どおりにやってようと思ってたのだけど、コッチがそのつもりでもアッチから何だかんだと押しかけてこられるとそうも言ってられませんね。
同人関係も大晦日あたりから不安定な進行になって、年明け早々からストレッサーε=(´へ`)

  1. ペン描きの線がキチャナイ荒っぽい

    この点については1つ前の「髪の描き方がヘタ」って投稿にもう半分くらい書いちゃったけど。
    元々ペンには苦手意識あって、液タブ買って完全デジタル移行してからも長らく線画はペンツールでなく鉛筆ツールでやってた。

    正直今でもカラーのゲームグラフィックは鉛筆ツール仕上げでイイんじゃね?と思わなくもないけど、
    モノクロのマンガの線は、濃淡が使える鉛筆の柔らかさとパキッとした強さが出るペンは一長一短という気がして、
    表現の幅を広げるためにも、と考えて『援交少女』1作目からマンガはペンツールで頑張ってる。

    ……けど、やっぱりまだ慣れない。

    僕は線画はベクターレイヤーで描いてる。
    描いた後から軌道修正や太さの調整は頻繁にやるし、ラティス(格子状)変形、顔のパーツなんかはアフィン変換(移動・回転・拡縮)も多用してミリ単位で表情を探ったりするからラスターだと劣化してしまう。

    ただ、こういうベクターを使った描き方は、ペン画技術のハッチングとは相性が良くない。
    ベクターは1本の線を構成するポイントのパラメータをいじって調整する。シャシャシャッと細い線でアミかけにして面の濃淡を表現するハッチングで、個々の線のポイント調整なんてやってらんない訳で。

    なので輪郭は基本1本線でクッキリピャーっと引かなきゃいけないのだけど、鉛筆やコンテを使ったデッサンばっかやってた僕はそういうデザイン的な輪郭描法自体が苦手だ。

    ……と書いてて自分で分かってきた。

    この先、ハッチングも多用した濃淡重視の劇画・絵画的なタッチに向かうのか、輪郭とベタのハイコントラストなデザイン性の高い絵柄にシフトしてくのか、
    (TPOで使いこなすとしても少なくとも1つの作品に対しては)どっちで行くのか絞らなきゃいけない、けど、今はそれを決められずにどっちつかずで描いてる。

    多分いまは苦手なデザイン処理まで一緒くたに考えるより、まだしも得意な方の濃淡を効かせた描法を磨いてった方が良さげ。
    (実際、陰影については水彩画的な薄墨で塗ってるのだし)

    輪郭線は濃淡の中に溶かし込む方向を意識して、細く。
    ベクターレイヤーに描くことは続けるとしても、それは頂点編集による線画の修正よりもラティスやアフィンによる領域変形の際の劣化回避を主目的にして。
    つまり線画描いてる時はベクターじゃなくラスターに一発勝負でペン入れしてる覚悟で線を引くべし。


    あともう1つデジタルで描いてるが故の問題。

    画面を自由に拡大・縮小表示できるデジタル作画では、デカいコマでもちっちゃいコマでも、描く時はそのコマや更にその中の特定の箇所を画面いっぱいに広げて描くことができる。

    これはすごく便利でデジタルの強みでもあるんだけど、同時に、輪郭線の太さが安定しない一因にもなってて。

    小ゴマを広げて描いてそれをページ全体サイズにまで戻してみたら主線が細すぎたり、逆にその感覚を引きずったまま大ゴマにペン入れしたら今度は太すぎたり。
    都度都度調整はしてるんだけど、あぁまた線の太さに統一感がないな~……と描き上げたページを眺めるたびにしょっちゅう感じる。

    これは……どうすりゃ解決するんだろうな……。

    画面を分割して、一方には描き込み箇所を拡大表示してペン入れ、もう一方のウインドウには常にページ全体を表示して、両方を見比べながら描くようにする、とかかなぁ。


制作室コソコソ噂話の続き

なんかちょうど半端なタイミングで年を跨ぎそうですが通常運転で続けていきます。

  1. 髪の描き方も相変わらずヘタだ~

    これに関しては、勉強不足ってのが第一。
    もっと色んな絵師さんの髪の表現方法を見て、学んで、やり方を研究しないと。

    今回はモノトーンのマンガで、特に黒髪の表現には未だに迷いまくってる。
    今は髪を塗り潰しておいて、その中にペンで白く髪の流れを描き込むようなことやってるけど、この方法には全く納得いってない。
    それでこのコマでは反射のテカリをより多めに描き加えてみたんだけど、やっぱり美しくない(むしろ雑味が強い)

    もっと突き詰めるとデザイン処理の問題に行き着く。
    暗部はベッタリ塗りつぶして輪郭のシルエットだけにして、立体感は観る人の想像力の自動補完に任せちゃった方が効果的な時も確かにあるんだけど、、、

    そういう手法が有効なのは画面全体をハイキーな対比でまとめてる場合で(大暮維人先生とか上條淳士先生とか)、今の僕のように画面全体に対してハーフトーンを多用する塗り方するのであれば、髪だけベタ的に処理したってまとまりに欠ける画面になっちゃいないだろうか。

    あと、これは次の課題の「ペン描きの線がキチャナイ荒っぽい」とも関わってくるけど、
    下描きの段階で軽くササッと描いた時の方がまだしもイイ感じなんだよなぁ。

    一本一本の髪が(お互いの静電気かなんかで)ある程度の束にまとまって、その束同士がさらに絡んで、全体の流れがフワッとした髪の量感やフォルムに繋がってく、そういう柔らかさは鉛筆の濃淡を使えれば比較的出しやすいんだけど、
    ペンで引ける線は黒ベタだから鉛筆のラフの上に描きだすと「硬い」感じになってしまう……。

    この点はペン使いの技術力不足も大きい。
    上手い人のペン画は、滑らかなカーブに沿って太さにも自然な強弱が付いていて、そこからブツの柔らかさもちゃんと伝わってくる。
    きっとそういう人は、手や肩に不必要な力が入ってなくて、ス~ッと一呼吸で生きた線が引けるんじゃないかなぁ……。
    僕はそういう熟練したペン先のコントロール技術がないので、鉛筆ラフの時のまんまにシャッシャッシャッと短い線を連ねるような描き方しか出来ない。

    1本の髪をS字状にうねった長いストロークで描くことがまだ出来ない。起点から毛先までを一瞬でビュッと手首を放り投げるような描き方で描いてるから、C字型の単一カーブになってしまいがち。
    だから描かれた髪質が硬質になって、針金みたいにも見えてしまう。。。


制作室コソコソ噂話はじめました

年の瀬も押し迫った折も折……

Ci-enやFantia, pixivなどの公的?SNSがメインになって、私的な自サイトのブログのうまい使い方が見つからないな~って感じですが、それらのサイトで公開した画像の自己添削というか反省というか、ひとりsessaゴッコみたいなのをヒッソリ書いてみようかな……と思い付きました。

どっちかというと人さまにお見せするより自分が後から読み返して復習するための手引きって感じですかね。
だったら公開でやらずにOneNoteなんかに書き溜めとけば良さげですが、ま、公開しちゃう方が気合入りますし。


そんなこんなで一昨日投稿した『援交少女2』p21コマでの反省点。

  1. 顔の描き方が安定しないね相変わらず
  2. 髪の描き方も相変わらずヘタだ~
  3. ペン描きの線がキチャナイ荒っぽい
  4. 乳首の描き方が悪い意味で記号化されてる
  5. 手を描く時の出来不出来の差が激しい
  1. 顔の描き方が安定しないね相変わらず

    同人始めた頃からの悩みなのだけど、特に女のコに関して僕には「こういう顔を描きたい」という理想形というか具体的な目標設定が定まってない
    アニメ的にデフォルメされた萌え顔にスコンと乗っかるのは違う気がするけど、さりとて劇画っぽいリアル顔でもなし。

    好きな絵師さんや漫画家さんの女のコの表情を見ていて「あイイなコレ自分の絵にも取り入れてみたいな」って思うことは良くあるんだけど、
    じゃあその人の女性顔を丸ッとお手本にして「真似ぶ」→「学ぶ」方向でしばらく行ってみます?と自問すると、でもココの描き方は僕とは違う路線だしあの角度は別の絵師さんの方がスキ……って、あっちこっちに「あイイな」が散らばる一方で道がさっぱり定まらない。

    で、手なりで描いてると元々デッサンとか写実系の似顔絵描いてた手癖がだんだん出てきて劇画チックな顔になってくのを、あぁいかんいかん、と軌道修正を繰り返してる。
    元々僕にとって絵は物語を伝えるためのツールであってそれ自体が目的で描いてるんじゃないので、商業価値を薄めてでも芸術を目指そうなんて志はまるで無いんだけど、向かうべき目標が自分で分からんままに描いてるから毎度毎度こうなっちゃうんだよな~。

    まぁそんなだから、↑こういうメンドイこと気にせず好き勝手に描けるオッサンが気楽で好きってのあるw
    男顔でもイケメン描くのは大してたのしかぁない。変な個性のあるどっか崩れた顔描くのがたのしい。

    美人やイケメンって造形的には理想型に収斂してくから、個性と両立させるのがムズいんだよな~。
    目鼻立ちの差別化でやってくしかないのだろうけど(髪型は反則w)、キメ顔だけなら何とか描き分けられても喜怒哀楽の表情を付け始めると、タレ目でも怒ればツリ目ぽくもなるし、おちょぼ口でも怒れば大口開けるし。
    そのへんの個性や表情の差分をガッと捉える顔描きの勘所ってのが掴めなくて、女性顔の描き方が不安定なのと裏腹の、二重のジレンマになってる。

超長くなりそうなので、2.以降は回を改めて……


『つまおち』シナリオをほんのチョットだけですが公開します


Ci-en


NTRキャンペーン30%オフに参加~!

近況。
コロにゃん騒動の煽りを喰らったのもあって、昨年から続いていた表稼業のじゅうたん爆撃が今週あたりからちょっと一服状態になってきました。
「つまおち」無償版のリリースもようやく出来たところで、この隙に積みまくっているゲームや本をできるだけこなしていこうと思ってます。

マンガやCG集は時間かからないので重い勃ったらその場でゴー!できるんですけど、ゲームや本や映画・アニメは一定のリソースを注ぎ込む必要ありますからね~。
そのうえ僕は複数タスクを並行して片付けるのが大の苦手で、表の仕事や同人の方のスケジュールがタイトな時はそっちに気を取られてなかなか気持ちを切り替えられないんです。
「コレが終わったら……」「ココまで片付いたら……」って言ってる内にどんどん積み上がっていく未プレイ未読の山(´д`;)

1日が200時間ほしい。
並列記憶のタチコマ陰陽が10機ほしい。
ウチの辞書に「暇」の字はありません。

さて、本題です。

Ci-en


今後の(漠然とした)予定など

2020年も早2か月が経過しつつありますな。
連休明けにはカードの引き落としもあるしってんで今朝がた銀行残高チェックしてみたら予想外にヤバかった(TOT)

昨年11月から同人作業完全ストッピしてまでやってた表仕事、今月頭に納品したけど発注元チェックが返ってこずフィックスしないので請求書も出せず状態でして。
こいつがこれ以上遅れると来月マジヤバ。
そもそも今月の引落額がドカンとデカいのも、その仕事に必要なアプリの購入代金がカード決済から2カ月遅れで含まれてるからで。

最初の話だと年内にはフィックスする予定で作業してたら、クライアントサイドの後出し仕様変更が続いてめっちゃタイトな年越し持ち越しスケジュールに変更。今月ようやくこちらから最終(予定)成果物を納品してチェック待ち状態になったらその後音沙汰ナシでもう3週間以上経過。下々の仕事は急かせても御自らはおっとりのんびり……だいたいどこのクライアント様もこの傾向は同じです。
去年前半にやった別クライアントも半年以上先方都合で納期遅らされた上(コレで干上がりかけた)、ギャラも分納にされた挙句年内に全額払うって言ってたのに一部未納おまけに支払調書もまだ送ってこない。休日明けにはそっちも催促せにゃならん。

もぅ億劫でたまらん。
現場で作業する浅草氏水崎氏がいないと作品出来ないのは自明であるけれども、金森氏がいないと現場は更に不幸で悲惨、最悪完成せずに崩壊だよなとつくづく思いますよ。

……枕のグチが長くなりましてスミマセン。今日の本題はココから。


「アンタの妻は堕ちている。」無償公開版で修正した画像と旧版の比較