テキストの巧拙

未だ入院中。
病院トイレのウォシュレットの水勢を最強にして、肛虐調教を受けるおにゃのこの心情理解に役立てられないかと試してみたりしてる陰陽です。

ベッドの上のノートPCではグラフィック系の作業は出来ないので、ずっとテキストベースの作業や活動が続いてるのですが、
そんなこんなもあって、先日完成させた表&過去ルートのスクリプト&シナリオの文章としての出来栄えはどんなもんやろな~、という考えがしきりと頭の中で蠢いてます。

仕事の方で僕の書く文章には、割と特徴(クセ)がある、と言われることもあって普段から気を付けてるのですが、自分のクセって自分では分かりにくいんですよね~。
陰陽倶楽部としての作品には、極力変なアクみたいなモノは出さず、素直にエロに感応してもらえるようなシンプルで読みやすい文章を心掛けたい、と思ってるんですが…
どうも気分が乗ってくるほどに文語的な表現に傾いていく傾向があって、「こんなの若い女の子の使う表現じゃないよ~」と修正することも度々です。
また一方で、個々の書き手独特の文章のテイストというものが、エロさをより一層醸す芳香剤の役割を果たすこともありうるでしょうから、色気のないひたすら無味乾燥なテキストでもそれはそれでまたダメでしょうし。。。


見た目で一発で判断できるグラフィックに比べると、テキストの巧拙ってのは見えにくいし伝わりにくいですよね。

エラソーな言い方になっちゃいますけど、その分作り手の方にも(特に同人において)、テキストに対する感性や感覚に?が付く作品に出会うことがままあります。
(ていうかぶっちゃけ、つい最近そういう作品に当たってしまって、余計に今こうして考え込んでしまったんです)
でもコレって、とりわけノベルゲーにはものすごく大切なことだと陰陽は思うのです。

「てにをは」の使い方や修辞法の間違い、誤字脱字など、それ自体が作品内容に決定的に影響する訳ではない筈なんですが、でもそういう部分にミスや誤謬の多い作品って、内容読み終わってみてもやっぱり満足できないモノになってる確率が相当高いんですよね。
そういう作品って結局文章に対する練度を重視してないってことで、それが作品内容にまで反映されてくるんだろうな~、と思ったりしてしまいます。
極端な場合だと、ストーリー初っ端1行目の主人公の自己紹介出だし読んだ瞬間に、「あ、コレは、ダメかな…」と直感して、やってみたらキャラの名称まで誤字脱字だらけで内容的にもう~ん………てなっちゃったコトもあります。

こういう文章書きのトレーニングって、どうやったら磨けるんでしょうね?
グラフィックの方のトレーニング方法というのは、ネットの普及に伴ってある程度の導線が見え易くなってきてる感じがするんですが、
それに比べると文章の方は、なまじ誰でもどこでもいつでも書ける分、おざなりにしてる人、自分で自覚的になれてない人も少なくないのかなぁ、と感じます。
基本的には、書き手本人の読者としての体験量・読書量なのかな、とも思いますが、単純に物量でなく、言葉に対する感性みたいなものが生来的性格的にどれくらいセンシティブなのか、というのも影響してるのかもしれませんね。。。

まぁあるいは僕は少しそのへんナーバス過ぎて、一般の人から見たらど~~~でもイイような所にまで拘り過ぎてる可能性も無くはないけど。
喘ぎ一つでも、ココは「アッ」なのか「あっ」なのか「あッ」なのか「あ!」なのか、なんて悩んで何回も書き直したりしてるんです。


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