「制作物」カテゴリーアーカイブ

ガシガシとスクリプト組み込み作業中!

ヤバいヤバい!
チョ~楽しい!楽しすぐる!>スクリプト組み込み作業

書き上げたシナリオ原稿に、ゲームとして動作させるための吉里吉里KAGスクリプトを組み込む作業にド嵌りして、
連日深夜遅くまで没頭し、翌朝寝不足でフラフラになって目覚める、そんな毎日を過ごしています。

シナリオ読みながら、
「ここにはこんなBGMを入れたら合うんじゃないか?」
「このシーンに相応しい画像ってどういう構図だろうか?」
「ここ、もうちょっとウエイトさせて貯めた方が効果的かなぁ?」
………等々考えながら演出していくのが凄く面白い!

たとえばSEに使うドアの「バタン」ていう音一つ取っても、音素材を提供してくださってるサイト毎に音色に色んなバリエーションがあって、どれにしようかな~、と選んでるだけでも楽しいです。


1シーンが出来上がるたびに、吉里吉里を立ち上げて実際にプレイしてBGMやSE、カットイン/アウトのタイミングや演出の決まり具合を確認してみるのですが、これがまた楽しくて溜まりません(>_<)!
自分なりにズバッと決まった手応えが得られたシーンは、ついつい悦に入って何度もリプレイしてしまいますねw

組み込み作業中の画面キャプチャーはこんな感じ。
2015-12-17_21h16_32人物や背景などのグラフィックは後から埋めていきますので、今はとりあえず立ち位置や動きなどを仮決めするためのプロキシアイコンを並べてるだけですが、ココに実際に登場人物のグラフィックが入って~…ていうところを想像するだけでニヤニヤにやけてしまいます(*^_^*)

初のゲーム制作だし誰に教わった事もないので、こういうやり方が一般的なのかどうか分からないんですが、手探りで自分が一番効率よくやれる手法を編み出しながら、工程を埋めていってるような感じです。


それにしても、シナリオに本番の演出が入ってゲームとして動き始めてくると、だんだん生命が吹き込まれてくるような興奮がありますね。
このアッパー気分は何に例えたらいいのかな。プラモデルのようなクラフト的な没入感と、プログラミングで設計&コーディングを手掛けたツールが綺麗に動作するようになった時の快感が一緒にやってくるような感じ、ですかね~。

先日作成したエンジンにも今のところバグは出ておらず、スクリプト作業は順調に進んでおります。
この調子で当初の予定どおり1月末までにこのスクリプト作業を完了させたら、いよいよCVをお願いする声優さんにコンタクトを取れる段階まで到達となります。
早くその状態まで持っていきたいですね!


システム出来上がりました~!

先月末から取り掛かっていた『つまおち』のシステム部分が、ほぼ完成しましたので、お披露目します!

(プレイヤーさんにとっては、まぁドッチャデモエエ内容かもですが、ここいらで当サークルの技術力をばアピール………ていうかぶっちゃけここんとこヘロヘロになるほど根詰めて作ってたので、要するにちょっと見せびらかしたかったのですw)

CONFIG1

INDEX

SAVE

SCENES

SCENES

上から環境設定、目次(シーン選択)、セーブ、ロード、回想シーン選択、です。

(なにげに、一番上の環境設定画面を拡大して眺めて頂くと、主要登場人物名が一覧で出てますw)

静止画グラフィックではなく、実際にテストプレイで動いてるゲーム画面のキャプチャです。
テストプレイでどのくらいバグが出てくるかまだ分かりませんし、各シーンのアイコン&サムネールの組み込みなど、まだやることはたくさん残ってますが、ガリガリとソースコードを書いていく段階はこれで9割以上終了しました。
やれやれ~ (´∀`;)、です。

自分が「あるといいな」と思ったアイデアはだいたい実装しましたが、一方で色々ゴチャゴチャ多機能にし過ぎても決して使いやすくはならないとも思ったので、シンプルかつ必要充分なものを目指しました。

今回、初のゲーム制作という事で、今後も当サークルで制作するノベルゲームに共通して使える、汎用性の高いフレームワークを開発しておこうと色々頑張ったのですが、、、

頑張り過ぎて欲が出て、だんだんとアッチコッチに細かいカスタム仕様を組み込んでしまい、かえって汎用性を低めてしまいました。
なので今後2作目3作目と作っていけたとしても、このシステムをそのまんま流用して…という訳にはいかなそうです。
でもまぁ、これだけ出来てればテンプレとしてカスタマイズするだけで使えるので、ベースエンジンとしてはまぁ、納得の出来になってます。


さぁこれで料理を入れる「器」は出来上がりました。
こっからが肝心の料理作り!

いよいよ1段階先に進めたかな?
明日からは先月書き上げたシナリオの最終校正も兼ねて、スクリプト組み込みに取り掛かります。


『つまおち』シナリオマップ出来ました!

シナリオ第2稿が仕上がり、2日ほど前からシステムの開発に取り掛かっていますが、
正直しんどいデス(´Д`)

シナリオやグラフィックのような表舞台に比べて、縁の下の力持ち的な地味めな仕事ですので、コツコツとしたイカニモな労働感が(ーー;
とはいえこの土台が無いとゲームとして成立しないですし、ココで手を抜くとユーザービリティが下がってプレイヤーさんにお叱りを受けてしまいますので、元三流SEの端くれとして横着は出来ませぬ(`・ω・´)

さて、システム開発はプログラミングだけの仕事ではなくて、各パネルのデザインやそのグラフィック制作などもあるわけですが、その中でも今回のゲームでは割と重要な役割を担う、シナリオマップが本日完成しましたので、公開致します。

…といってもブロック処理した縮小サムネール画像ですけど。
あんまりハッキリ出しちゃうと若干ネタバレにもなりかねませんので。
(まぁこのマップ見たからってストーリーが読める訳じゃありませんので出し惜しむほどのモノのでもないのですが、一応…ね)


scenario_mapプロローグとエピローグを別にして、全部で6章立て構成になります。

また物語の縦糸の部分は、初回プレイ時の表ルート、リプレイ時の裏ルートと十年前の過去ルート、この3つの流れがあります。

これらをカラーチャートにして分かり易くご提供するのが、このシナリオマップの役割。書籍でいえば目次に当たる部分です。
マップをスクロール→サムネールクリックで、そのシーンを開けるようにしようという魂胆です。
(当然ながら、未プレイ部分のマップは非表示にします)

一見すると何だか凄いゴチャゴチャしててヤヤコシそうですが、実際にはゲームの進行に連れお話は勝手にルートに沿って展開していきますので、プレイヤーさんが戸惑われることはないと考えております。

 

また物語構成はシングルエンディングでマルチシナリオではありません。

プレイ中2~3箇所選択肢が出てきて、その選択次第でお話のどの部分を先に読めるか、という順序が変わってくるだけです。

ただ、選択によってはフルコンプ出来ずに未回収のルートなどが出てくるような仕掛けを考えてますが、あくまでもゲームとしてのギミック的なものです。フルコンプし損ねてもリプレイで比較的楽に回収出来るようにするつもりです。


第2稿、脱稿しました!

体裁上は第2稿ですが、内部的にはバージョン2.5、くらいの感じです。

1週間ほど前にひとまず最後まで改稿が終わり、冒頭からの読み直しに入っていたところにVENUSさんの一連のブログ発表があって、

「中途半端な制作姿勢じゃダメだ!」

と改めて思い直し、書き上げた第2稿で1か所だけ「ココに手を付けるとその後もどんどんしわ寄せの修正個所が出てくるからな~…」と逃げてた部分を腹を括って再度改稿し、、、

その後金曜夜から土日、そして今日月曜日の早朝まで寝食以外ブッ通し、合計で優に30時間を超える校正と構成の練り直しを行い、
今朝方ようやく大声で「出来た~ッ!」と言えるところまで到達しました。


毎度シナリオ書き上げた直後は一種のハイ状態になってますので、正直これで本当の本当に「完成」と言い切れるのかはまだ分かりません。
自分の書いたものを冷静に客観的に見られるようになるのは書き上げてから1~2ヶ月経ってからなので、その時にどういう判断になるのか。。。

ただ、間違いなく第1稿とは比べ物にならないほど、充実した内容になったという自信と自負はあります。
主人公夫妻や他のキャラ、それぞれの人物が、第1稿を書いてた時とは別人と思えるくらい背景事情まで浮き上がってきて、正直これ以上やっちゃうと一番肝心のエロの部分へのストレートなアプローチが遠ざかってしまうんじゃないかと心配になってしまうくらいに。
なので改稿の後半は改めて彼らにも話しながら執筆していました。

「コレはエロゲですから。抜けなかったら意味ないッスから。根っ子のトコはエロに徹して行動するようにキミタチ!」

そうこうしてたら「幻の輪姦シーン」は形を変えて復活してくるし、ヒロインの明日花は僕には今までNGだった性癖を発揮して変な方向に乱れ始めるし、
その間他の方の作品プレイしたりその感想をネットで読んでて「NTRが分かっておらん!」みたいなのを目にするたびに、「俺のこの作品はNTRが分かってると言えるのだろうか?」と不安に駆られて、挙句の果てには要らんことを呟いて自己嫌悪に陥ってみたり………ほんと色々ありました。


来月は、ちょっと脚本を寝かせておくためにも作業方向を変えて、システムの方の開発をやっていこうと思っています。

暫らく吉里吉里のプログラミングから離れてたのでTJSスクリプトだいぶ忘れてるし、
当初考えてたよりシナリオが「表編」「裏編」「過去編」の三つ巴という複雑なものになってしまったので、以前用意してたシステムでは不充分なところも多く、スムーズにゲームプレイして頂けるようにするには、色々追加で開発しなきゃいけない項目が増えてしまいました。

年内出来るだけ早い内にコンフィグや回想シーンなどの組み込みを完了させて、その後はシナリオの再校も兼ねながらKAGによるシーン遷移を書き込んでいきます。
遅くとも年明け1月中にそこまでの作業を完了させ、その先はいよいよ僕にとっては一番の懸案である、グラフィックの制作。コレがどのくらいの時間で仕上がるか次第でリリース時期が見えてくると思います。


今回に限らないのですが、モノ作りというのは「完璧を目指す」理想と「きちんと形にして表に出す」現実のせめぎ合いだなぁ…と思います。

どこまで行っても100%というのは無いし、かといって発表すること自体に目的を置いて妥協したものも出したくない。
今まで僕が陰陽名義以外でしてきたモノ作りの仕事は全部そのどちらかに偏ってしまって、中途で頓挫してしまうか、リリースはしても「自分の作品です」と胸を張れるようなモノはほっとんど無かった。それが作り手としての僕を三流に貶めてしまっていたのだろうなぁ、と改めて感じました。

なのでこの陰陽倶楽部のデビュー作、コレだけは絶対ヤリます!ヤラせます!
理想と現実の究極の接合点を目指します!


「言霊が降りてくる」

作家さんが時々使われる表現ですよね。
不肖陰陽も、シナリオを書いているとそういう感覚に捕われる時があります。

ていうかむしろ、この感覚が無い状態で書いたシナリオは、大抵後から読み返すと消化不良で、「取って付けた」ような違和感を覚えて書き直しを余儀なくされることが多いです。

今回のシナリオでもこれまでに、作者としてはコッチに行こうとしているのに、キャラがそれに叛旗を翻したり勝手に別方向に進みやがったり、ということは何度となくありました。

でもそうした時は、むしろチャンスです。
その度に僕はそのキャラとじっくり向き合って対話します。こういう時は頭の中の想像上の人物に対しても、生身の人間と相対しているのと同じような感覚になっています。
会話してる間に、作者である僕自身予想もしていなかったその人の裏側や奥の方が見えてきます。「へぇ、あなたそういう事しちゃう人だったんですか?」「この人、過去に色々こっち方面の蓄積ありそうだなぁ」
そうした理解を元手に、時にはキャラと交渉や取引して自分の描きたい物語に合わせて動いてもらうこともあれば、場合によっては相手を騙してコッチのストーリーに無理矢理引きずり込むこともあります。

でも経験的にお話が一番面白くなるのは、僕自身がそのキャラに騙されてたと後になって悟らされた時です。

「あ~この人、こういう思惑でこういうコトしてんだろうな、言ってんだろうな………」
そう思いながらずっと執筆続けてたら、後になって僕が予想もしていなかった裏が隠されてたことに気付かされて唖然呆然……………。

こうなると大変です。
過去に書いたシナリオに戻って読み直してみると、アッチコッチに爆弾や落とし穴が見つかる。事と次第では大幅なリライトが不可避になってしまうこともあって滝汗です。

だけどそういう意外性が出てきた時というのは、間違いなくシナリオとしては大幅に進化した時だと感じます。
「このリライトをやり遂げればこのお話は絶対もう一段面白くなる!」
そういう確信的な手応えが感じられるから、書き直しが苦になるどころか、このフィードバックが続いている間は延々リライト欲が尽きなくて、逆にいつまで経っても完成!ていう達成感に到達できないのが悩みの種………。


…などという文章を今突発的に書いているのも、またぞろそういう状態に陥って「う~んどうすべぇ」と内心嬉しい悲鳴を上げているからなんですが……………

どうもヒロインの明日花チャン、僕には殆ど無かった方面の性癖があるみたいなんですよね………。
明日花ラフ2智樹と出会ったばかりの頃。当然この時はまだ処女です(^^)

作者としてはお客さんサービスも兼ねて多少その方面も…と少しストーリーを振ると、何だか異常興奮しよる(^^;
いや僕その気はないんで………と道を戻ろうとする陰陽の腕を引っ掴んで、もっとコッチ行きましょうよ~♥と誘ってきてる気配を感じるんです。
弱ったなぁ………どうしようかなぁ………。

こうやって少しずつ、作者自身がキャラ達に逆調教されて徐々にストライクゾーンが広がっていくんですかね。
それが色んな意味で良いコトなんだか悪いコトなんだか…………(^^;;
でもよくよく考えてみたら寝取られ自体も、似たような感じでイヤヨイヤヨモと開眼させられてしまったんだよなぁ………。

(ハッ!? 何だかんだ言いながら悦んでるの私? やっぱりドMなのかしら………?)


陰陽倶楽部トップ・ページ、いよいよオープン致しました~ッ!!!

この10月から、とりあえずブログをメイン・ページに置いて仮オープンさせていた陰陽倶楽部HPですが、
先ほど処女作のティザーサイトを兼用したトップページをオープン致しました~ッ!

これに合わせ、処女作のタイトルも仮題から改め、『アンタの妻は堕ちている。』と決定しました。
正直言うと「もっと良いタイトル無いかな~」と未だに悩んじゃったりもしてますが、ひとまずコレで正式タイトル決定!とお考えください。
(ちなみに作者は略して「つまおち」と呼んでおります(*^^*))

今後は紹介キャラクタの追加や、グラフィックが上がってくるようになればギャラリーページなども追々充実させていく予定です。

サークル陰陽倶楽部と処女作『アンタの妻は堕ちている。』
これからますます励んでいきますので、皆さまどうぞよろしくお願い致します!!!


第2稿の追加シーンを書き上げました。が………

先日から取り掛かっていたシナリオ第2稿の、大幅加筆部分を本日脱稿しました!

追加サイズは180KB弱くらい。
冗長にならないように気を付けた結果予想よりコンパクトに収まって、本編の方が760KBですから、合わせても何とか1MB越えは回避できたようです。
更にこの加筆部分と以前書いた部分で被ってる箇所、加筆部分に合わせて本編側で削れる箇所もありそうなので、最終的には900KBくらいで収まるかな~という感じです。

今回加筆したのは殆どが十年前の馴れ初めのシーンです。

元々このお話は某NTR作品をプレイしていて、「よろめいちゃった過去のある女性を、それをネタにネチネチ脅して再度徹底的に堕としまくっちゃおう!」というアイデアから着想したものだったのですが、
やっぱりその出発点になる過去のNTR物語が思わせぶりなダイジェスト的内容だけでは本編の脅し堕としにも思い入れ出来ないよなぁ、と思えて、十年前のヒロインよろめきNTRのシーンを第2稿で徹底してブラッシュアップしました。
結果、過去と現在で2パターンのNTRがお楽しみ頂ける構成となりました。

NTRモノはどちらかというと、一人のヒロインをジックリ堕とすのを好まれる方が多いように思われますが(僕自身もどちらかというとソッチ派ですが)、複数ヒロインでなく、一人のヒロインを過去と現在で2度に渡って寝取るという展開であれば、ユーザー様の興味も分散して削がれることなくお楽しみ頂けるのではないかと考えたのですが如何でしょう………


しかしながらシナリオ第2稿は、まだこれで完成とはいきません。
ていうか、まだまだ先は長いですε=(ー。ー;

今回加筆した過去シーンによって、元々本編として構想されてた十年後のシーンにも相当大量の要改変箇所が出てきてしまい、それらのテコ入れにあるいは加筆以上に手間と時間を要求される可能性も。

また、自分では本編執筆時に比べると今回追加執筆したHシーンの方が描写力が多少上がってる手応えは感じたのですが、しかしそうなると本編側のHシーンにももっとエロを!という願望が募ってきて、最終的には本編Hシーンはくまなく全体に手を入れることになるかもしれません。

ただそれでも経験的に、一番最初にゼロからお話を紡いでいくことに比べたら、叩き台がある状態でそれに手を掛けていくというのは精神的疲労は段違いに軽くて済むので(むしろ手を入れれば入れるほど磨きが掛かってくる実感があって嬉々としてやれます^^)、ことシナリオに関してはこの先はガンガン楽しんで作業できるのではないかと思ってます。


あと、あまり具体的な内容についてはまだブログにも書けませんが、pixivにも投稿しちゃった手前、ここでお詫びしておかなければならない点が。

今回の改稿で、ヒロインへのド直球な集団レイプ・シーン↓は無くなってしまいました。
img_index_bg00主人公の妄想あるいは心象風景みたいな映像として↑の画像は今のところ生きにする予定ですが、それも今後の演出次第ではカットになる可能性もあり、↑の画像は最悪「まぼろしの没シーン」ということになってしまうかもしれません。
凌辱好き・輪姦好きの皆様におかれましては、ご期待を裏切ることになり大変申し訳ありませんm(_ _;)m

前回のブログ記事でも書いたのですが、昨今筆者の中で、ヒロインの意思を無視する凌辱的なものよりも、より心理的に追い堕としていくような和姦NTR系の方に気持ちがシフトしていっており、その結果シナリオがより粘っこいモノに変化した結果こういうことになりました。


その代りといってはナニですが………(^^;

前回の進捗報告で退場処分にされかけていたオッサンが、
佐原アップ
「ワシを出さんかい! あの女とヤラさんかい!」

と筆者の夢枕に立って首を絞めながら脅してきまして、その結果よりパワーアップした別配役としてシナリオに返り咲きを果たしました(^^;;

上の画像はまだラフイメージですが、本編ではもっと凶悪にデザインされたエロオヤジとして活躍してもらう予定になっておりますので、汚ッさんNTRがお好きなプレイヤー様におかれましては、ご期待賜りますればオッサン共々幸甚に存じます(^^;


進行報告

………と銘打ってはみたものの…表向きにはあまり大々的に書くような進展は少ない今日この頃です(´。`)
とはいえ自分の中では凄く重要なステップを踏んでると思ってます。

先日の『ご主人さまにあ』のプレイで自分の書いたシナリオの未熟さを痛感し、今は大幅な校正・リライトと加筆をやっています。
手がけはじめていたシステムまわりの組み込みとグラフィック描きの方は、一旦ペンディングです。

僕は自分が書いた同じシナリオでも、読んでいて「いいね」と思える時と「ダメだね」と白ける時がバイオリズムみたいに行ったり来たりします。
初稿を書き上げた直後は一種の興奮状態で「いいね」のピーク、傑作をものしたつもりになって部屋の中でクルクル回ったりしてた訳ですが、
それから一か月も経って冷静に客観視できるようになってくると、まるで新人の持ち込みを冷徹に仕分けする編集者のように「あ~まるで使えませんねコレじゃ」と突きっ放したモードになってきました。

「NTR特有の焦燥感や痛みが全然伝わってこないじゃないですか? コレじゃ単なる脅迫レイプですよ」
「………仰るとおりです………」
「せっかく過去と現在という二本の時間軸で物語が動く構成になってるのに、それが全然活かされていない。無駄にややこしくて散漫なだけです」
「………ごもっともです………」
「アナタが描きたいモノって本当にエロなんですか? それとも中途半端なサスペンス小説の真似事がやりたいんですか?」
「……………エロが………描きたいです……………」

…と、こんな感じで自分の中で新人作家と編集者の対話、というより一方的な叱責が続いています。

でもまぁ一人でやってる以上、この自分の中での人格分離からの意見交換って、やっぱり凄く大切です。
とにかく今は「編集者」のお眼鏡に適うシナリオにするべく、うんうん頭を悩ませています。


ひょっとしたら寝取り男の属性は、当初の予定から劇的に変わってくるかもしれません。
僕の本来の性向からすると予想外の人物像が浮かび上がってきてるんですが、この物語の中でこのヒロインを寝取り堕とすならこういうヤツでなきゃダメだろう、的に必然的にキャラ像が変化してきてしまいました。
佐原ver.1アップ佐原ver.2アップ
「汚っさんNTR」は今回は見送りにするしかないのかな………

しかしこうなってくると台詞まわりや状況設定なども一部書き換えざるを得ず、
また更にこのメイン寝取り男が本来担うはずだったポジションを肩代わりさせる為に、別キャラの人物造形にも変化を加える必要が出てきます。
まるで掛け違えたボタンを順繰りに一個一個掛け直していってるような感じで正直ヒーヒー言ってますが、
今となっては初稿のままリリースに持っていくことは最早考えられないので、やるっきゃない!です。


制作中の処女作について

一言で「寝取り」と言っても、中の人の趣味嗜好は千差万別、ハッキリ言えば人の数だけバリエーションがある感じで、時には同じNTR好き同士が宗教戦争みたいになっちゃうことも。

NTRモノ制作にあたり、このあたりの多様性についてはナルハヤな時期に一度きちんと整理しておかねば~と思ってますが、今ちょっと思いついた限りのキーワードを列挙しても、

和姦/強姦・脅迫/絆され・完堕ち/堕ちない・ バレる/バレない・人妻/恋人・主人公の片想い/両想い・主人公とのHアリ/ナシ・輪姦/一人だけ・オッサン/イケメン/チャラ男・ハッピーエンド/バッドエンド・マルチエンド/シングルエンド…

中には完全に対立概念になってる単語もありますが、敢えてそういうのを併存させるのも意外性のあるシナリオに繋がるかも………

………などと欲張ってると、まとまらないんですねコレが(´Д`)

で、処女作は極力シンプルでストレートな寝取られモノを、と構想して書き始めた筈のシナリオですが………どうも色々ネジクレてる陰陽のド性根が災いして、初稿を書き上げてみたらやっぱり結構ヒネたものになってしまってました。

それではネタバレにならない範囲で、どんなお話か少しお披露目してみようと思います。


主人公は地方都市の営業所に家族出向させられてる勤め人、ヒロインはその妻です。
ヒロイン・イメージ01

妻はまだ20代後半ですが既に小学生の男の子と、同じくこの春から小学校に上がった女の子がいます。
逆算すると上の子は奥さんがまだ十代の頃に生まれた子供ですね。二人は学生結婚だったわけです。

30歳を少し越えた年齢の主人公、地方ゆえの家賃の安さで比較的大きな一軒家を借りていて家族仲も良好。
職場では昨年度まで一緒にいた上司が赴任を解かれて、彼自身が営業所の責任者として以前自分も勤務していた本社から派遣されてきた新しい部下と、今年度から二人体制の勤務になりました。
プライベートも仕事の方も、一見順風満帆なごくごく普通の幸福な毎日を送っています。

ただそんな主人公の自宅にある夜、あまり人相のよろしくない見知らぬ男が訪問してきます。
その男が口にしたとある人物の名前に、主人公の表情が一変します。

「かッ、帰ってくれッ!」
「もうあの男とは、十年も会ってない。アイツと俺たちは、もう一切関係ない!」

そしてそれと前後するように、体調を崩して心身ともに不安定になっていく妻。家族の周辺にちらつく、不穏な男達の影。
いったい彼女に、何が起こっているのでしょうか……?
そして二人の過去には、何があったのでしょうか…………?


…とまぁ、こんなようなお話です。

分岐無し、選択肢無し、一本道のシングルエンド。いわゆるデジタルノベル形式というヤツですが、
1stルーチンでは表ルートだけ見られて、一度エンディングを見てから物語冒頭に戻って裏ルート込みのトゥルーストーリー・フルストーリーをお楽しみ頂ける、という、これまたNTRゲーではごくごくお馴染みのスタイルとなっております。

実はこのあたりも、当初は色々凝った仕掛けをしたいというスケベ心もあったのですが、とにかく最初からテンコ盛りし過ぎるのはイクナイ!と、本作にとって本質的に重要じゃないと判断したところは、シンプルなジャンル・テンプレに従うことにした次第です。

ただ一点、コレは隠し玉なのでまだここには書けないのですが、コマーシャル的な部分で冒険したい事がありまして。
無名の同人サークルが処女作で名を売るために、ちょっと今まで誰もやらなかった仕掛けをしてみたいと思ってます。
(個人的には何でやる人がいないのか不思議に思ってるコトなんですが、あるいは既にあるけど僕が知らないだけなのかも…)

今後はこのブログや、陰陽のtwitterアカ, pixivアカ等でも進行状況を随時ご報告しつつ、ティザーサイトの方も一刻も早くお披露目したいと思っておりますので、ご興味ございましたらブクマ、フォロー等どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m