この夏開催されたC90に初突撃をカマして陰陽がゲットしてきたNTR系薄い本の感想リストでございます。
せっかく現場に乗り込むのだからってんで気合を入れて結構ガンガン買いまくりましたが、それでも前回同様、ゲットしそびれたモノ、見落としていたモノ、NTR系だけど私的にピンと来なくてスルーしたモノ、読んでみた上でちょっと厳しい手応えだったので当記事への記載は見合わせたモノもあり、C90NTR同人網羅~!とは全然いきませんが、まぁそれでも少しでも皆様の夜のお供のご参考になれば、ということで。
なお会場ゲットしそこねた作品中、委託販売見っけた作品は順次発注&予約しておりますので、入り次第追記or補填記事にしていきたいと考えております。
前回は『BOUNCER!』という非NTR作品を発表されていた抒情NTRの雄ましら堂猿駕アキさんが、再びNTR作品に帰ってきてくれました~\(^o^)/
しかも本作あとがきによると、「久々に寝取られ物の長編を刊行する予定」だったけど、そっちはもうちょっと煮詰めたくなったため急遽本作を執筆したとのこと!コリャ今後も期待大ですな~!
そんなわけでおそらくかなり短期間にまとめられたお話だと思われますが、だからといって作りが粗いとか絵が荒れてるなんて事は全くありません。
むしろシンプルにまとめられたお話だからこそ、ましら堂さんが最も得意とする、チャラ男による奸計NTRの一番濃厚なエッセンスが詰まってるといっても宜しいかと。
そして今回はその中にもう一人の人物の邪まな思いが混ざり込んでいるのが、いかにもましら堂さん的寝取られ物語の情感を醸していて実にイイ感じであります。
本編46ページですから決して極薄作品ではないのですが、それでもこのページ数で今回一回こっきりの読み切り作品にしちゃうのが勿体ないくらいの出来栄え。
逆に物語の出来が良いからこそ、僕としてはそこが「もっと食わせろ~ッ!」って唯一の難点にもなって跳ね返ってきてしまいました。
どうやらこのまま寝取り男のデカチン&テクに酔わされ今後も肉体開発されていきそうなヒロインの余韻に満ちた「ごめんなさ…」エンディングには、
「スンマセン、せめてあと10ページ、濃厚ファックシーンに満ち満ちた彼女の“堕ちゆく過程”を見せて貰えませんでっしゃろか」
とゲヘヘ笑いに表情緩ませながら、ものほしげに掌を差し出してしまいます。
でもそんなコト考えながら改めて全体見直してみると、やっぱりコレでもかなり詰め込んでる印象ですね。
一般的なマンガだとHシーンになるとコマ大きめに取って、ページあたり平均3~4コマ程度でネットリと絡みを描いていくケースが多いんじゃないかと思うんですが、本作ではそうしたシーンでも6~7コマ/頁くらいの構成が大半です。
もともとましら堂さんはそんなに下品なエロ描写はなさらないサークルさんですが、それでもこのページ割りもうちょっと緩い構成にして頁数増やして、エロエロな描写をタップリ描いて頂けたら、実用性は更に2階級特進モノの起爆力を溜めてるコンテンツじゃないかな~、と思いました。
山文京伝先生も、新シリーズ?(読み切り?…ではないですよね?)の投入です。
『山影抄』の紗夜子シリーズは、『漫画ばんがいち』で連載中の『月下香の檻』との足並みを合わせて調整中のご様子。ひょっとして更に両作品がクロスしていく展開もあり得るのかな?あの2シリーズ、最近の山文作品の中でも僕は特にお気に入りなので、そちらも楽しみです。
さて本作ですが、こちらもましら堂さんと同様、山文エロスのエッセンスがギュッと濃縮してる一冊と言えるかと。あのエンディングでページを閉じるのが勿体ない読後感です。
今まで山文作品に触れたことがない人に、
「寝取られた人妻が、カラダに植え付けられる快楽によって徐々に心まで変質し堕ちていく…」
という山文文学が端的に表れている一作としてご紹介するのに適した作品かもしれません。
借金のカタに取られた人妻和澄が…、
「なにがあっても…きらいにならないで…」と泣きながら夫と抱き合ったあの妻が…、
日を置いての面会ごとに徐々に不穏な変貌を遂げていき、やがてその面会までもそっちのけにして夫に覗かれていることにも気付かず夢中で間男にしがみつくに至る…
面会日に夫や子供を振り返って、欲情した妖艶な女の表情を浮かべて「またね…」と別れを告げる和澄の表情は、ある意味直接的なセックスシーン以上にイヤラシイ。こういう溜めた淫靡さでビンビンに勃起させられるエロティシズムにおいて、山文先生の右に出る作家さんは居られませんね~!
今回はあとがきのお言葉が陰陽ことさら胸に響きました。
「瞬間的な情欲に身を焦がして
ラリってとんでもない事を口走ってしまった後で
死ぬほど後悔とか出来るうちはまだ堕ちきっていない」
「男を憎んでいるにもかかわらず
情愛に溺れて思わず出てしまう言葉を
悔やみながらも自分を制御できない風情…」
「自身の当初の決意とは裏腹に
その心自体が変化して行ってしまう…
その行方と言うか顛末」
こういうコトをサラッと書かれるからタマラナイんデス先生!僕ァ一生付いていきますッ!
またも来ました、キショいキモ男による、ごくごく普通の人妻への凌辱調教!
いやもぅこういう気味の悪いエロの化身みたいな男描かせたら今イナフミンさんに適う作家さんは思い当たりませんね~!今回のヤツもキモデブ眼鏡のワカメ頭とあらゆるキモ男のエッセンスが詰まったキャラの上に、もぅ性格やら行動やら言動表情に至るまで全てが完璧なるエロサイコ!
こんな野郎に拘束されて、タップリ時間かけて弄くり回されカラダに火を点けられた挙句、デカチン挿入されてイキまくらされるその絶望感と快楽のマーブル模様!
ホント考えるほどにアイ奥さんには同情せざるを得ませんハァハァハァ(*゚∀゚)=3
男の出した交換条件を何とかしてクリアしようと、死にもの狂いでイキまくる腰を自らソファの上に浮かせてお汁がシートに垂れないようにガマンしてる姿態とか、いやホンマなんちゅーコトすんねん!こんなんヤラレたら奥さんもぅ一生トラウマんなって立ち直れんわ!っちゅーか、こんなん見せられたら読者の方も一生トラウマんなって勃ちナ折れんわ!!!
僕以前から言ってますけど、例の、子宮管突き抜けて子宮内にドバドバ射精する嘘ッコな内臓描写をなさらないとか、イナフミンさんが他のエロと一線を画してるところって、そのリアリティへの寄せ方にあるように思うんですね。
今回も、コトが終わって完全ラリってる奥さんに向かって
「これ避妊薬だから飲んどいてねw」
(↑コレがまた、フォントに色んな書体やサイズをバラバラに混ぜ込んで、ラリってる奥さんの耳に届いてる様子を表してるトコもすげーヤラシイwww)
って、差し出す避妊薬にちゃんと「ノルレボ錠」とプリントしてあるトコなんかも個人的に凄いツボです!
だいたいレイプ系だとみんな「孕めェ~ッ!」つってドボドボ中出ししちゃうワケですけど、それが常道になってるからこそ、逆に事後にこういうアフターケアwをきちんとしてくださるこのキモ男の気色悪さが余計にリアルに引き立つように感じちゃうワケですよ。
でもってそんなリアルにキショいレイプ男がタップリと脅迫材料を仕込んだ上で
「また遊ぼうね♥」
ですもんね~………
あ~ぁ、また一人ココに人生詰んじゃった人妻が……チーン…(*゚∀゚)=3
『駆け落ち少女 寝取られて』by TWILIGHT DUSK
前回『寝取られっ娘 操の真実』で知ったNTR系作品を多く出しておられるサークルさん。主催の藍夜さんって女性ですかね。絵柄とかストーリーの感じから、そんな印象がするんですけど………
こう…堕ちていく女心の機微…みたいなヤツが、作風からほわ~ん(´ρ`)といい香りで漂ってくるんですよね~………
今回のも、割とまだ何にも考えてない若気の幼さばかりが目立つ少女が、これまたあんまり考え深くない若気の男に誘われてホロホロと駆け落ちするも、
路頭に迷った先で救われた隣村の外れに住む世捨て人のような男に、フラフラとよろめいちゃう様子が淫靡な佳作であります。
訳アリなやもめ暮らしのオッサンに助けられたその日の内に、性欲ガマン出来ずにイタしちゃう思慮浅い若造と、そんなサル男に絆されて家族を棄てちゃった少女の考え薄さ。
そんな二人のまぐわいを目にして思わず理性がブッ飛んでしまいつつも、それでも強引に犯したりなんぞは出来ないオッサンの人としての葛藤。
そういうのが伝わってくる描写が実にイイ!
イイですくぁ!?こういう時いきなりオラオラで突っ込んで「ア~あの人のよりおっきい~♥」とか抜かしてアホ顔もといアヘ顔晒してイキ捲り、なんて大雑把な作品描いて「NTRです」なんて言ってちゃ駄目ナンですよソコの男子!
我慢出来ずに思わず少女に迫ってしまいつつも、いよいよ挿入の段になると辛うじて拒絶の意思を示す相手に我に返って謝罪する男。
ところが逆にそんな男との背徳的な行為に、初めて女としての性欲を滾らせてやがて日を置いて自ら裏切りの股を開いてしまう脆くも心弱い少女。
キャーキャーキャーo(*゚∀゚)oイイネイイネ!
ラストに「つづく」とありますから、この「スケベ娘」葦が、アホの智孝クンを裏切って源作オジサンとどんなふうに堕ち果てていくのか、
今後の展開が楽しみであります。
よくぞ間に合わせてくださいました!m(_ _)m の、ゆきよし真水さん鉄板シリーズの新作です!
以前からの持論ですけど、NTRって人と人の関わり合い、関係性の中にエロスが成立するジャンルだから、20~30ページの読み切り一作の中でその味わいを芯まで出し尽くすのは至難の業だと思うんですね。
(元来マンガ指向な僕が自分の表現方法としてマンガじゃなくゲームを選択したのも、そういう人間関係まで含めた濃密な描写を自分でやろうとしたら、まずはテキストでじっくり語り始められるゲームの方が向いてるんじゃないか、と考えたからです)
そういう意味で、正直言うと僕は一話完結の単発本よりシリーズ化されてる作品の方がずっと好きでして。
この『夏季補習』シリーズも、新作出ると欠かさずチェック入れている作品です。本命カレシの高科クンの影が薄いためNTR色は比較的薄いんですが、作画&ストーリーともこれだけ完成度の高い作品、実用性もバッチリで外す訳には参りません!
前回で遂にヒロイン理沙の母さゆりを籠絡して夫の座を手に入れた外道教師児島。
コブ(理沙)付きの新婚旅行に出かけたクルーズ船の客室で、驚いたことに児島は早くもその正体をさゆりの前にまで曝け出してしまいます。
それでももう何の心配もない、そこまで木村親娘は共々に自分に堕ち果てているって自信と確信の成せる業ですな。
そしてその後に、更に巻き起こるまさかの展開!
え~ッ!?コレ一体この先どうなっちゃうの!?!?!
早くも次回が気になって仕方ない、驚きの引きであります。
ついでに書くと、本編終わりに追記されてるifストーリーがコレまたなかなかエロくて実用的でしてね。
こんなふうに外人さんに取っ掴まってハメ捲られる理沙の姿ってのも、もっと長尺でタップリ愛でてみたいって気持ちにさせられますな。
『夏季補習6』が出た時に感想文書こうとして果たせなかったので、ココにまとめて書きますが、このシリーズ独特の魅力の一つとして、ヒロイン理沙の性格設定があろうかと思います。
俗っぽくカテゴリー分けするとクーデレ、になるのかな。でも決してセックス時にもデレる訳ではないんですよね。常に醒めた目をして、ちょっとグレ系不良少女のかほりも醸し、同級生達には若干ビビられているような様子も見受けられる。
ところがその一方で、存外受動的で流され系でもあり、そんなところを児島に見透かされ付け込まれて、なし崩しに教え込まれていくセックスの快楽から逃れられない。最近じゃ母親までコマされてるのが分かってながら、積極的に児島の手から逃れよう刃向おうとする素振りすら見せない投げやりさ。
強そうに見えて実は弱い。クールに見えて実は男への依存心に満ち満ちてる。こういう女ってNTRターゲットとして実に美味しいですよね~(´∀`)
出来たらあと数年ほど児島に耕され続けてすっかり成熟した女のカラダにまで成長した理沙が、高科クン(でなくてもイイけどもぅこの際w)に托(卵)される辺りまで見届けたいなぁ(´∀`)
ジョウ・レン騎士団さんは、暫く前に完結したと思われていた『青子BLUE』シリーズは好きだったんですが、その後のFate桜本はNTR色無さげだったので最近ご無沙汰でした。
そしたら『青子』の方にまさかの続編が!? あわや見落とすところでした。
ていうのも自分で作っててナニですが、僕ゲームには(18禁じゃないヤツは特に)疎くて、コミケカタログでもTYPE-MOONジャンルはサラッと流し見する事が多く、コレも原作知らないんですよ。『月姫』もアニメだけだし。
それとこのシリーズ、割とNTR色よりも堕ち色の方が強めだし、でっかいシルクハット&麻丘めぐみヘアー(今時誰も知らんか?w)の相手男のデザインが個人的にはちょっとプププな感じがして…このNTR男、原作にもこんな感じで登場してるんですか?
(→ググりました。なるほど、「赤ザコ」ですかぁ。確かにあのファッションセンスは紛うコト無きザコキャラのそれですよねェ(^m^;)
ただ、それを補って余りあるほどにkiasaさんの描くHシーン、セックス描写はイヤラシくて実用性が高いんですよね~。
最近出た単行本『ひなたネトリズム』は名作NTRですので、未見の方は是非!
『青子BLUE』のシリーズでは、強気女が逆らいつつも徐々に馴染まされ堕とされていく様が実にエロかったんですが、
本作はそうしたシリーズを踏まえて、堕ち後の青子がシルクハット男相手のセックスに「屈服させてやる」と息巻きながら、その実態は自分の方が溺れまくってるって状況がチンコにビンビン響きます。
身も心も寝取り男に堕ちきってしまう描写も悪くないですが、本作のように実質的にもう堕ち切っちゃって、のべつ幕なしハメられ倒しちゃってる癖に、クールぶって最後まで男と対等な素振りを装う勝気な女ってのもまた良い味わいがありますな(´∀`)
商業でもご活躍中、ロケットモンキー先生のビッチ系NTRシリーズ4作目。
ただしこのシリーズ主役のアイドルアヤネちゃんは、最早本命カレシのPさんそっちのけでNTR男の監督の言いなり。
そもそも最初っからH好きのお股の緩~い女のコですから、今作でのファンへの乱交奉仕も、監督に禁止されてる本番Hにもガマン出来ずに自分から突っ走っちゃう、も~ど~しょ~もないエロッ娘であります。
そういう意味ではシリーズ中でNTR特有の切なさを多少なりとも醸しているのは第一作目くらいじゃないかと思うのですが、だけどそういうのを差し置いてもロケットモンキー先生の描くプニプニした肉感豊かな女体は魅力的でしてね。
ストーリーよりもグラフィック重視で、肉肉しいおにゃのこがお好きな方になら、迷いなく絵買いをお勧めできるシリーズであります。
内々けやき先生主催サークル、ブロンコ一人旅の今コミケ新作は、見ただけで分かる人には分かるあのNTR名作へのオマージュタイトルを冠した、ガルパン西住しほお母さんのデレ堕ちシリーズ2作目。
前半18ページは、前作でのハメ外しをネタに脅され呼び出されてのラブホファック。NTR色やストーリー性は薄いですが、内々先生の赤面アヘり顔が大好きな僕的には逝ってヨシ!
後半は6名のゲスト作家さんの寄稿ページの合間に、秋山ママの年下相手の浮気セックス8枚(1p1枚)と、西住&島田ママコンビの本編続編的堕ち後便器扱いのヤラレっぱ5ページ(但し絵はちょっと粗め)などが挟まる構成です。
ガルパンのファンジン的内容で、全体的にやや散漫で若干まとまりに欠けてる感は否めないのですが、内々先生の絵がお好きな方であれば抜きドコロには事欠かない充分な質量を保っております。
1作目の『やりもくナンパ戦車道』の方は未見なんですが、ひょっとしてそっちの方が堕ちてく過程を始めとするストーリー性は濃いのかな? とらさんの在庫リスト見たらまだありますね。発注しようかしら。(→しましたww)
『恋ノ歌 Preview Book』by Aqua-baiser
今回ひとまず最後のご紹介となりますのは、ここまでと少し違ってAqua-baiserさんがリリース予定しているノベルゲーム『恋ノ歌』のPreview Bookであります。
ゲーム内容は幼馴染寝取られ。
実家を離れていた財閥御曹司が戻ってきたら、家が零落したと思しきかつての許嫁が住み込みのメイドになっていて、更には彼女は既に…的な内容と思われます。
Aqua-baiserさんの作品はNTL男の男性としてのスペックが主人公をあらゆる点で凌駕してるケースが多いですが、
今回も公的立場上は主人公=御曹司でNTL男はその執事という主従関係にあるものの、男としての魅力はどう足掻いても太刀打ち出来そうにない感じですね~。
でもって、そういう美男美女がイメージぶっ壊す下品な種付けファックと顔面崩壊一歩前(ていうか場合によっては一歩後w)のアヘ顔晒し捲ってハメ狂うのが本サークル最大の特徴。
本Preview Bookでも二人して肛門全開の種付けプレスは健在ですが、一方でアヘ顔の方はやや上品と申しますか、ラリルレ状態のギャハハ顔までは到達せず。トロットロに蕩けたトロ顔系のアヘ顔で泣きよがってるヒロイン恋華の表情は、「ブッ壊れちゃってるアヘ顔はちょっと…」て腰が引ける御仁にも何のご心配もなく、股間にズッキュンと響くエロさ満点に仕上がっております。
おくづけで芹川沙樹さんご自身が、本作の漫画を描くにつれて画力が上達していってる手応えを語っておられますが、そうした自信がこのようなアヘ顔の描写にも表れているのかもしれません。
ゲーム本編の完成に期待しております。
…とまぁ、とりあえず今日の感想はそんな所で続きはまた後日。
あ~疲れたァ~………
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