『私は絶対許さない』


どうもどうも。しばらくブログ更新の間が空いてしまいました。
年始早々の東京出張時に風俗で貰ったクラミジアで急性喉頭蓋炎を患い窒息死しかけて入院中の陰陽です(爆)

………て話がドコまでフィクションでドコから事実かは皆様のご想像にお任せするとして、、、

こういう書き出しをしたのは、今回ご紹介するこの本にもコレに酷似したリアルとフィクショナルの綴れ合いを感じてしまったからであります。

ウチのようなかなり二次元寄りで持ってきてるサイトに、こういう書籍モノ、それも実在の女性の体験記をご紹介するというのはどんなもんかな~、と散々迷ったのですが、
なんか読後感があまりにもあまりにアレげでナニがソレなのでやはり書いてしまうことにしました。


 NTRだのれい~ぷだのというモノは、性的ファンタジーの中にあるからこそ愉しめるのであって、
現実に起こったら胸糞以外の何物でもない、と常々皆さんよく仰るのですが、なんかね、この本読んでて、私ものすごく自分がそのあたりの境界線が曖昧なアブナイ奴なんじゃないかと危機感を抱かされたんですよ。

正直に書きますね。
僕、本書読書中、何度も勃起しました。

悲惨な強姦体験をした女性が手記を綴った、となると性的刺激とは正反対を向いた、大抵の男性はむしろシュンと萎えてしまうような、相対するジェンダーからの糾弾と指摘に満ちた社会的啓発的な著述と思いがちです。
僕自身最初にこの本を手に取ったのは、そういう自分の中にある抑圧された性的ファンタジーやリビドーとの向き合い方を、自分なりに見極めようとするマジメな意図も(まぁ一割くらいは)あったの。

だけども………中身実際読むとね………その辺の官能小説よりよっぽど官能的でした。

これがネットに溢れてる素人ご婦人作の妄想エロ創作の一つだったら、正直「別にどうってことない」と読み流すレベルかもしんない。
だけど「実話」ていう修飾が付くことで、非常に読み手を刺激してくる。もしそういう企画で練られたフィクションなら、僕は完全にこの葉子さんの掌の上で転がされてますわ。


マジメなジミメなメガネっ娘が、一昼夜にわたる集団レイプで処女喪失、そのことをきっかけに狭い地域社会からも家族からも孤立冷遇させられて東京へ逃れ、あの男たちに「復讐」するため「いつか殺す」ために自分の体を道具にして女子大生と風俗嬢の二足の草鞋を履く。
このあたりまで読んだ時点でワタシ「なんかコレ違う…」と感じてたんですが、、、描写がね、「暴力的な男の性を糾弾する」調子というよりは、「犯される女の悲哀感」の方を妙に醸していて…読みようによっては必要以上に煽情的なの。
いやもう「よくある話」っぽいだけに、逆にそれが「体験手記」という形で書かれていることに、なんか異様な説得力を持ってそそられてくるんです。

さてさて、そんでもって東京に出た彼女は面接に行ったヘルスの中●きよし似の店長に講習と称してキッチリ本番かまされたりしながら、やがておっパブで出会った、ルックスは良くない(もっとハッキリ書きますと醜い、僕の脳内イメージはガマガエル)けれども
「大丈夫だ。僕の手は君を優しく撫でるためにある」
↑こんなコト言っちゃう20歳年上のIT企業家に、なんと1年以上にわたって挿入ナシの手マン指マンで開発されまくり、とうとう最後は自分から
「お願いだから私の中に挿れてください、この通りです」
と哀願して、その後ほどなくこのカレシと目出度くご結婚、、、
、、、、、、デスヨ(´ ゚д゚`)

またそういう時のまた、この女性の心情吐露がまた、実にそそられるっつーかまたスケベっつーかまた。
それまで「男」に復讐するためだけに体を使ってきた、だから風俗やってても感じたコトなんかない、オーガズム?何それ美味しいの?つってた彼女が、
その「美味しいの」を徐々に教え込まれてくことに対してクリムゾンも真っ青の「くやしいくやしい」感を醸し出すワケです。

その結婚から数年を経て彼女は徐々に夫の異常性に気付き始め(そりゃ異常だよ、異常じゃないワケないじゃんこんなオッサンヽ(゚∀゚)ノアヒャヒャヒャヒャヒャ)、
その「男の支配」から逃れるために新たな道を模索し始めるのですが、、、それがまた何ともねぇ、、、、、、、、

………まぁそこから先は伏せておきます。。。


だけど、どです? ココまで読んでて?
正直マジメな気持ちでなく、エロい動機で読んでみたくなりません? この手記?

全編にわたって、性を拒否しようとするが故にそれに余計に執着してしまう倒錯的なマゾヒズム、そこから逃れられずに徐々に円熟し開かれていく女の体、てぇヤツがヒシヒシしていて、
この人はダンナに「おまえにはセックスの才能がある」て言われて、それがすっごいショックだったらしいんだけど、
あるある、ありまくりです。こんなオネーチャン現実に目の前にいたら男は誰だって(車椅子のオッサンだって)勃ちまくりますって!

文章が妙にこなれていて、プロのライターによるかなりのリライトもされてるんじゃないかという節も感じるんですが、
もしこの女性が実在していて、こうした内容と文章で本書が日の目を見ることを認めてるんだとすると、本書そのものが、彼女の旺盛な性的欲望を満たすためのプレイの一つですらあったのかもしれない。。。そんなことを思わせられる読後感でした。

しかもそのプレイの根底にも、やはり20年前に彼女をレイプした5人の男たちに対する未だに消えやらぬ執着と復讐心が「絶対許さない」とメラメラしてるのを感じるんですね~いや~怖いわ~。
レイプされた15歳の日に「神様の存在なんて信じない」と決めたこの女性が、「因果応報」なんてそんな甘っちょろい世間の摂理なんぞ信用してるってコト自体極めて疑わしい。
だから最後の彼女の5人の男たちに向けたメッセージは、そんな「神の手」なんかまるっきり期待してない彼女が、「どうせ糞田舎でシンナーやシャブに塗れて惨めな暮らししてるであろうアンタらに向けて、東京でこんなに綺麗になって生活にもセックスにも恵まれて人生謳歌してるアタシからのザマアミロ」なんだろうなと感じました。


まぁしかし、、、それにしてもですよ、、、、、、、、

コレが体験手記の形をとった官能創作でなくて、ホントにリアルな生身の女性の半生譚だとしたら、
アタシは冒頭に書いたように自分の性との距離感、その中におけるリアルとファンタジーの境界線が曖昧になってくるような怖さを禁じ得ないな~~~。

最終章で葉子さんのお祖母ちゃんが彼女に語る
「ひとは皆、唯一無二の奇形なんだよ」
という言葉を、噛み締めてしまう陰陽でありました。

こんな長いエロレビューを、ここまで丁寧にお読みいただいたアナタだってそうじゃないですか~~~?
一人でズリねたオカズにチンコ扱いてるだけで、本当に満たされてますか~~~?

あ~クソそれにしても喉が痛ぇあ~クソ●●の●●●のアケミのヤツめェェェ~!!!


C89NTR系同人サークル&同人誌まとめて感想ドン!

年明け早々に数日都内にお出掛けしておりまして、その折に店頭買いしたC89のNTRモノをまとめてアップしまっす。

※Xration『姦落!鬼ヶ島』のように店頭委託間に合わなくてゲット出来なかったモノ、店頭で「NTR」とポップが入っていても何となく嗜好的にピンと来なくてスルーしたモノもありましたので、C89のNTR系を網羅したリストでは全然ありませんがそこはご容赦のほど。


『マナタマプラス3』by 真珠貝
武田弘光先生のマナタマプラス・シリーズ完結編。個人的には今回コミケの最大の目玉でした。

ただし陰陽のNTR嗜好と武田先生の路線は若干隔たっていて、
僕は清楚系の女の子がだんだんに絡め取られるように堕ちていく展開が好きなんですが、
武田先生はむしろ完堕ちした女の子が下品にガバァッ!(くぱぁよりコッチの擬音の方が合ってる感じ)と大股開いておケツ振りながらベロベロ舌伸ばしてエロ台詞吐いてNTL男を誘うような描写の方がお好き。ご本人も「内容はいつも通り」と仰られてるとおり、今回もエロビッチ化したマナカが全開で腰振ってます。

まぁそういう意味では、このシリーズでも僕がいっちゃん好きなのは堕ちてく過程が描かれたシリーズ1作目だったりするのですが、
今作でも少なくとも前半では、それでもまだ「りっくんが好き……」とか寝言ほざいて可愛いコト言ってるマトモさの残り香みたいな部分が、シリーズ1~2で発情メス化させられたカラダとギクシャク葛藤してる描写があって楽しめました。

それにやっぱ何のかんの言っても、あのエチい絵の卓越したクオリティで、発情したマナカがドキュン先輩のチンポベロベロ舐め回すところなんか描かれたらやっぱタマラン!ですわ(゚∀゚ )アヒャヒャ

あとNTR的にイイな!と思ったのは、「ひたすらNTR男生一本」りっくんのラストの台詞ですね。
完全ギャル堕ちしたマナカを前に、(以下ネタバレ伏字)かつてのマナカは完全に喪われてしまったこと、彼女に何が起こっていたのか、だれが彼女をそうしたのか、全てを理解した上で「真実に目を背け続ける」って独白するこの負け犬っぷりが見事でした(゚∀゚ )アヒャヒャヒャ


『紗夜子の檻:堕罪』by さんかくエプロン
きっとこの人が居なかったら僕がこの道に来ることは無かった!
圧倒的に影響受けた山文京伝先生の新作は、『山影抄・紗夜子』の続編です。

さんかくエプロン作品の中でも、普通の主婦がふと目にした陰の世界に目覚めてしまった内なる欲情を引き出され、やがて自ら体を開いていく迄の過程を描いた前作は、一番のお気に入りでした。
彼女はその後も更に一層堕ち果てていく姿が商業誌の方でもゲスト的に描かれてましたが、今回はその間を補間する内容ですね。

僕が山文作品に「イイな~」と感じるのは、こういう「堕ちた後」を描いても山文ヒロインは理性ブットビひたすらアヘエロ牝豚化するだけでなく、
セックス時にそうなって溺れてしまう自分自身に対して、日常の自分が嫌悪感や戸惑いを覚えながら、それでもやはり最終的に人間性が肉欲に敗れ果てていく、、、
そういう、なんつーんですか、情念?みたいなモノを醸し続ける所なんですよね。

更にこれだけ「型」を持ったNTRを長年描かれ続けても決して中ダレ化しないのは、その世界観の深さと広がり故だと思います。
今回のあとがきにも少しその片鱗が書かれてますが、前作で紗夜子を堕とした滝と、今作で彼女を再教育する鬼童の性的方向性の差異。そして滝が紗夜子を見棄てた理由として、彼の追及する美意識と紗夜子自身が未だ気付いてない彼女の女の部分とのズレ。

一見定型化されたNTR物語の中にあっても、個々のキャラクターはこんなふうにそれぞれの肉と心を持っていて、決して図式化された人型の「記号」としては描かれてない。そこがイイんだと思います。


『エルフの女騎士の受難』by 床子屋
代表作Saint Foire Festivalシリーズを数回お休みして、「実用性重視の薄い本」を最近つるべ撃ちにしてる感のある鬼頭えん・HEIZOさん。

ひょっとしてガッツリと歴史的世界観に縛られた、数十ページやシリーズ連作にわたる起伏に富んだ物語を構成するのに疲れてきて、少し息抜きも兼ねた新機軸の模索をやっておられるのかな、という印象があります。

今回はファンタジー物のやっぱり「薄い本」ですが、コレは続編も視野に入れてるみたいですね。
ただ前々作『小夜子の食卓』にしても、より大きな物語の一部をエピソード的に取り出した的な匂いがする内容で、連作にしようと思えば出来なくもないですから、前作『えりかのなつやすみ』も含めて一連の「種まき」をやってるような気配も。
(個人的には連作になるのであれば今回のファンタジーよりも『小夜子』のバックストーリーの方が気になります。母親の事とか…)

でも…少し気掛かりではあるんですよね。
『小夜子』→『えりか』→今回の『エルフ』と、だんだんNTR色は薄らいでいってる。
これまでの作品を俯瞰してみると、床子屋さんにとって大事なのはNTRそのものではなく、ストーリーを“裏切り”とか“葛藤”といったテーマで盛り立ててエロ面白いものにするための手段としてNTRを使っておられるのかなぁ、という感がなくもありません。
さっき「続編描くなら『小夜子』でお願い」と書いたのも、ここ3回の作品の中で物語にNTR要素が絡んできそうな可能性を感じるのが『小夜子』だけ、ていうのもあるのかなぁ…と考えると、少々寂しい気も致しますね…(´・д・`)


『BOUNCER!』by ましら堂
情念系のNTRサークル、といえばココは絶対外せない猿駕アキさんですが、
コチラもこれまでと打って変わって何と新機軸はファンタジックなスタンドもの!

が、ご本人もあとがきで書かれてるとおり、世界観の説明にページを割かれてエロ要素は弱めです。
そして何より、節子コレNTRと違う(´・д・`)

前回の『S.N.S Situation#3 昔の男』でもあとがきに「モチベーションの維持に苦労しました」と書かれてたのが心配だったのですが、床子屋さんと同じく猿駕さんも、方向性の模索に入られてるのかなぁ。
個人的にはご自身が「いつにも増して地味な話」と書かれてた、あの閉塞的で矮小な地元世界の中で、無価値なクズとの過去に宝石みたいに執着してウジウジしてる女の子のイヤラシさみたいなのは、S.N.Sシリーズ中でも一番そそられる出色の内容だったのですが…。

ましら堂さんは「NTR界の純文学」なんて形容されることもありますが、僕個人としてはそれが故に時折お話が綺麗にまとまり過ぎて若干エロ的な弱さを感じさせるかなぁ、という衒いはありました。
一番好きなのは『FORK IN THE ROAD』の1と2で、その後の作品はどんどん抒情的になっていく反面、もっとこぉ、エッロエロに、グッチャグチャに、(肉体的にというよりも精神的に)徹底的にヒロインを堕っことして欲しいなぁ~、という歯痒さも残ってしまって………。
元々そういう方向性は持ってらっしゃった作家さんだとは思うんですが、このままだとエロはご本人にとっての描く動機でなく、手段化・読者サービス化が進行していくのかなぁ、と、こちらもやはり懸念を抱かせられる昨今の動静ではあります…(´・д・`)

(いやしかし、そんなふうに考えてみると、やっぱ山文先生ゴイスーww)


『カユミドメ 15ホウメ』by まごの亭
商業誌でもNTR一直線!の夏庵先生、『カユミドメ』シリーズでの同人活動では専ら二次創作でしたっけ?

僕ゲームは基本NTR中心にしたエロゲしかやらないのでww、デレマスとか全然分かんないのですが、
さすがにこれだけ薄い本界隈にもご登場いただけば人気ある子数人くらいはもう顔も名前も覚えちゃいます。
(アニメはそのうちDVDレンタルで観ようと思ってますが、他にも未見の作品ももぅいぃいぃ~~~っぱいありますしねぇ………(´д`))

その中でもね………しぶりんのちょっと小生意気そうでツンデレっぽいルックスってすっごいソソられるんですよ。
あ~このコにイジワルしてイジメ泣かしちゃりたいってS心に火が点く!(´艸`)プププッ

もっとも夏庵先生はもうご自身の絵柄を確立しておられますので、オリジナル・デザインのしぶりんって言うよりは、儚げで受け身なまま開発されてしまう夏庵キャラとしての印象の方が強く、あまり「しぶりんにイタズラしてます(゚∀゚ )アヒャヒャヒャ」感は感じなかったかな。
それにしぶりん+卯月+未央がこ~んなことになっちゃった原因作ったPさんも、最後に一コマ「…皆さん 仕事の時間です…」って他人事みたいな顔してペロッと出てくるだけなので、今作はそういう男性サイドからのNTR感は全然狙わずに描かれたみたいですし。

どっちかっていうと夏庵先生に関しては、二次創作よりも商業誌でのオリジナルの方がグッ!と来ることが多いみたいです僕のバヤイ。


『巫女×喪失』by abgrund
abgrundのさいかわゆささんは、今回オリジナルの本作とデレマス楓さん本の二冊体勢。
そのうちNTR感のありそうな本作の方を購入しました。

ただ正直、見本裏の数カット見ただけだとNTRなのかどうかもう一つ判然とせず、若干購入迷ったんですが、abgrundさんといえば『サマハレ』3部作でNTR界隈を沸かせたサークルさんですから、そこを信じてGo!
結果は……………

パンパカパーン!大当たりィヽ(*゚∀゚)ノ

いゃ、まぁ、欲を言えばNTR側の同級生がもっと活躍して無様な取られっぷりを晒してくれたらもっと良かったですが、30pと頁数も限られてますし、欲を言えば切りがありません。

巫女装束でおっぱい+おマ●コ境内で剥き出しにされて放尿させられ咥えさせられ、御堂の中に連れ込まれて表に同級生クンが探しに来てるのに声を堪えながらの処女貫通!
後はもうひたすらあんな体位やこんな体位でズチュ♥ズチュ♥ズコッ♥ズコッ♥イワサれまくり、
やがて時を経て彼女が歩く際にはリン…リン…と鈴の音が………それは果たして…………

いや~エッロ~!エッロ~!ヽ(*゚∀゚)人(*゚∀゚)ノ

『サマハレ』でもそうでしたが、さいかわさんの描かれる物語には(こんなコト言ってスミマセン(´・д・`))ぶっちゃけ斬新さや新奇性はあまり感じられません。今回もお話的には別段新しいモノではなく、「借金のカタに無理強いされて開発されて…」って王道パターンなんですが、
さいかわさんの描かれるエロシーンって、何だかやたらとエロく感じて見てるだけでおっきしちゃうんですよね~(´∀`)


『誘因セックスレス2』by イナフミン
イナフミン(矢来あきら)さんの新作は、夫に放置された寂しさの解消を出会い系に求めた主婦がタチの悪い調教師に掴まえられた前作の続編。

イナフミンさんの特徴は、ストーリー全編を通じて常に漂ってる饐えたような異常性の臭いだと思います。
男共の目がね、恐いんですよ。どの男もドコ見てるんだか分からない。現実に重ね合せながらそれとは違う独自の世界の方を眺めてる、そんな目付き。
そういう変態にとっ掴まって、マトモな女性が執拗に作り変えられていく気色悪さが実にイイ!(*゚∀゚)

このシリーズではダンナはストーリー内に影も形もなく、ヒロインハルカの中にあるのは専ら夫ではなく一人息子ヒナタに対する(多聞に近親相姦的臭気も漂わせる)依存感です。
が、息子はまだ性的には未熟な小児に過ぎず、満たされない欲望を出会いサイトに求めた挙句、調教師のサトウに前穴後穴双方徹底的に変態チックに開発されちゃったのが前作まで。
その後売られた先のオッサン共(これまたサトウに輪をかけた変態ぞろい)にひたすら“性器のみの存在”として仕上げられてしまうのが本作。

あ~あ~カワイソウにこの奥さん、人として詰んじゃった(゚∀゚ )ウヒヒヒヒヒ…ってね♥

またイナフミンさんは、薬物とか医学的な描写にも注意を払われる方で、「ドピュドピュっと射精の勢い任せで子宮内直接精子抽入!」みたいな、アリエナイ描写をされないのも個人的には好感度が高いです。
あとがきで解説されてたボンデージテープ、「電気工事の時に使うテープに似てる」とのことでしたが、融着ブチルテープのコトですかね?何だか本作のタイトルとも音感が被ってて、あの昔仕事で使ってた只のテープがエッライエッロイモノに思えてきてしまった。機会があったら僕も使ってみ………(黙


『美柑を好き放題しちゃうほん2』by みくろぺえじ
黒本君さん(以下さん略w)のTo LOVEる美柑凌辱本続編。

陰陽にはロリ嗜好はあんま無いつもりなんですが、その代わりに妹属性は結構ありまして。
おまけにロングヘアのポニテやチョンマゲは大好物でして。
結果的に、美柑は攻撃対象にしちゃいたいキャラになっちゃう訳でありまして。

で、前作のサンプルを初めてネットで見かけた時に
「うわ何だコレ○学○相手になんちゅ~ヤラシイコトすんだ(*´д`*)ハァハァ」
ってなりまして。
で今回のC89ではその続編だって言われたら
「何コラまたあんなケシクリカラン事をしまくるのかこのロリコン教師がッ!」
と義憤に燃えて購入に踏み切りました。

とにかく黒本君は画が上手くてエロ描写がメチャクチャねちっこく淫靡でくっそエロいです。
しかも今回は前回のイタズラ→素股→開通だけでは飽き足らず、まだJ○の美柑相手に前挿し後ろ挿し首絞めックスとやりたい放題!
(でもグロまでは逝かずに、かなり過激で女の子に対して容赦ないもののちゃんとエロの範疇に留まってくれてる。ありがたいですねヽ(゚∀゚)ノ)
とうとう窒息アクメ好きの変態にさせられちゃった美柑が、お約束のリトとの電話会話しながらのアナルファックで完堕ち!
まったくホントに何ちゅ~コトをするんだところで次回コミケは『3』ですか?(*´д`*)

ちなみにホテルに帰る途中コンビニ寄ってジャンプSQ見たら本家の美柑はリトと一緒にお風呂入ってました。
こんなトコだけ○Sの設定悪用しやがって!もう集英社は18禁の定期刊誌作ってTo LOVEるはそっちの目玉にしなさい!とか思う(*´д`*)


だいたいココまでが、事前に購入の目星を付けていたサークルさんの作品です。
以降2冊は店頭で見かけて購入した作品。

『404 NOT FOUND U’-GIRLs #89-2』by 旗幟堂
コレは旗幟灰星さんのコ●ケをテーマにした作品ですが、C89からの委託じゃなくてとらのあな専売みたいですね。

しかしこのコ、どう見てもあのコ…www
そのへんの事情もあってでしょうか、本編中でもずっとガムテで目張りされたままで、最後までそのご尊顔を拝見することは出来ませんwww

全編フルカラーですがページ数は20pと短いので、ややこしいお話は抜きにして(最初のページで語られる設定だけで、ありのままに話さなくても何が起こってるのかは全部わかるぜ(゚∀゚ ))、会場内でダンボール積み上げた中でそんなコトやってる鬼畜オタク共氏ね氏ね氏にたくなかったら俺も混ぜろ!な内容です。
そ~か~!コ●ケ利権も牛耳ればコ~ンナコト出来んのかぁ~イッてみたいなぁ~コ●ケコ●ケコ●ケ!

旗幟堂さんと言えばかの有名な『今からアタシ…』のシリーズ。タイトルや表紙の雰囲気で一瞬その中の一作かと思いましたが、コレは全然関係ない別物でした。
蛇足ですけどあのシリーズ、随分メディアミックス戦略で多角化してますが、オリジナルの方はDMMで出てる6ページまでで終わってんですかね? 鏡張り輪姦の辺りでエロのインフレの典型っていうか、だんだんどんどんオラオラになってって、初期の「イケナイコトしてるされてる」背徳感が失われてしまった気がしてDMMのは購入してないのですが…


『寝取られっ娘 操の真実』by TWILIGHT DUSK
発行人藍夜さん、今回初見のサークルさんでしたが、とらのあなのサークルページ見ると既に5年以上のキャリアを持っていてNTR系も何作も発表されてる方でした。

そのため既にNTRも描き慣れておられるご様子で、
「僕ッコっぽいツンデレ・ボーイッシュな幼馴染が主人公の前で(あるいは陰で)NTRれて」
ていう典型パターンのお話かと思いきや、実は………と、一捻り利いた内容になってました。

でもコレ、40pで詰め込んじゃうのは勿体ないですね~!
まるでもっと奥のいぃ~っぱいあるお話を過去振り返り形式のダイジェストで読んでるみたい。
今までシリーズとしては描かれてないお話みたいですので、過去に戻ってヒロインがこんなになっちゃうまでの回顧談的な続編をじっくり読んでみたいです!

きっと最初は純朴で主人公の事スキスキだったであろう操チャンが「最初は無理矢理」快楽を教え込まれ、
その最初の男を失った後は我慢出来ずに次の男を求めて自らカラダを開き、
更に本編では新しい男に向かって「一番うまいのは~~」「一番私をめちゃめちゃにしてくれるのは~~」「一番おちんちんがすごいのは~~」とNTL男達を値踏みするまでに堕ちていったその過程、
読みたい!う~ん読みたいぞぉォォォッ!


…とまぁ、今回の収穫はだいたいそんなところです(´д`)ハァシンド~

本当言うとNTR系以外でもゲットした作品もあるのですが、それは本ブログとは方向違いになるのでスルーしときますノシ


『寝取られ荘 ~罠に嵌った女たち~』by 龍河しん

 寝取られ荘~罠に嵌った女たち~
ワタクシ大好きでして>龍河しん先生
NTR愛
今回は龍河先生2冊目の単行本ですが、1冊目の『NTR愛』の「卒業」や「美月」で描かれてるキャラクターの丁寧な人格描写やストーリーのシリアスな練り上げ方が、“堕ちる過程”と“エロと日常のギャップ”を殊更大好物にしている陰陽の嗜好にビンビン響く作家さんなのであります。

そんでもって絵柄的にも、女体のポニョポニョした柔らかくてエッチい肉付き感や、普段の清楚系とエロ時の泣き顔アヘ顔のギャップがとっても僕好み♥
繊細な日常シーンに比べて一気に荒々しさを増したタッチで描かれる行為中の女の子の震えやのけぞり、色んな体液を滴らせ撒き散らしながら哭き悶える肢体を至近距離から嘗め回すように捉えるアングルの汚辱感が実に(・∀・)イイ!!

ただ『NTR愛』に対するAmazonやDMMの読者レビューを読んでみると、その丁寧な物語性と裏腹に「寝取り」としてはシビアさが足りない、と指摘するご意見も多かったようで。

確かに『NTR愛』のヒロイン達は、好きでもない男に嵌め倒されて多くの場合その瞬間は肉の快楽に抗いきれずにアヘってしまったりもするものの、気持ちは最後まで好きな男の方を向き続けて終わる、比較的“綺麗”なストーリーになってました。
昨今のNTRスキーさん達、とりわけネットにレビューを書かれるような方々は皆さん相当やり込まれておられてw、容赦のない完堕ちをお求めになる御仁が多いようですので、そこのところを「甘い」と仰られる。

そのあたりを意識したせいでしょうか。
本作『寝取られ荘』のシリーズタイトルになってる3部作では、それぞれ別々のヒロインがいずれも“嵌め堕ち”“完堕ち”させられる内容になってます。
僕が知ってる範囲内じゃ「身も心も快楽堕ちするヒロイン」って龍河作品としては今回が初じゃないのかな?


が、僕個人としては、ちょっと残念に感じる面もありました。

各話50p弱でヒロインを完堕ちさせるところまで持ってくとなると、どうしても「エロ奇譚」的に戯画化(カリカチュア)するしかなかったようで、「卒業」や「美月」のようなシリアスさは若干スポイルされてしまったかなぁ、という印象が。

シリーズ第1話を読み始めた時、僕は3部作を通してこのヒロインの人妻若菜さんが徐々にネチネチと寝取られ堕とされていくお話かと思ってワクワクしたんですが、意に反して1話完結型で、それまで僕が抱いてた龍河作品のイメージからすると若菜さんかなり速攻堕ちしちゃった。。。(゚Д゚)

いやそれでもエロいんですよ。
龍河作品特有の正と邪がグルンとひっくり返るような物語性は1話完結の中にもしっかり仕込まれていて、
欲求不満でオカシくなりかけながらも必死でチャラ男の口説きに耐えていた若菜が、「ちゃんとゴム付けるから」ヤラせてくれと言われた瞬間に完全にプッツンして「ゴム付けるんならしたくないっ」と叫んでしまう、この逆転構造の仕掛けのイヤラシサなんて堪らんものがあります。

でもね、でも………

やっぱり僕は龍河作品には、練り込まれたストーリーと緻密な人物描写を土台にした、リアルでシリアスな寝取られ感を一番に期待したいのです。
たぶん今回のシリーズは企画段階から編集サイドの要請でこういう1話完結の連作型にする方向で考えられたんだと思うんですが、
お願いします編集さん、今度は単行本丸々1冊使った、「卒業」「美月」のシリアスさと「寝取られ荘」の完堕ちを、あの龍河作品の物語性の上に併せ持った長編ものを是非ともお願いしたい!です。


…とか何とか言いながら、「寝取られ荘」3部作の間に入ってる短編「クラスチェンジシノブ先生」「完璧彼女」(後者は非寝取られの甘々処女喪失モノ)も、結構好きでしたw

特に「シノブ先生」の方は、遅咲きに色気付いちゃったシノブ先生が、用務員の汚ッサンにヤラれそうになりながらも発情しちゃって期待しちゃって流され受け入れそうになった瞬間、滑り落ちたスマホの「愛しの彼」の写真に我に返って「待って待って」「やだヤダーッ」と泣き叫んだ刹那に処女膜ブチ破られる、あのシチュエーションはくっそエロかったでございますご馳走様でしたm(_ _)m


ひたすらインフレ化していく一方のエロ描写じゃなく、物語性の展開の中にNTR感を感じる、という方は龍河作品楽しめるんじゃないでしょうか?

「乱交パーティー? 有り得ませんよ…
くだらないっ」
「すでに寝取られ堕ちた女達を…
いくら楽しく輪姦した所で
一体なにが満たされます?」

コレッ! コレッすよ鈴蘭ネェさん!
よくぞ仰ってくださいましたアヒャヒャヒャヒャヒャ(゚∀゚)


ポーマニ

先の年始ご挨拶でリンクしたポーマニですが、

有名なのは「30秒ドローイング」ですね。
ランダムポーズが10~90秒間隔で表示されるのを、どんどんクロッキーしてくことで、絵を描くのに必要な右脳を徹底トレーニングする、ていうコンセプト。

でも僕が使ってるのは、PCサイトでなくてスマホ用アプリ(の無料版)の方です。
こちらはシンプルな作りで、ページをめくるたびに新しいポーズがランダムに出てきます。視点や性別もゴチャ混ぜですが、PC版にある子供やマッチョは無いみたいです。

またこのスマホ版には時間制限もありません。
で、僕は数分程度、割とゆっくり時間を掛けてそれぞれのポーズをクロッキーしてってます。
201512272016-01-03 09.53
これは、元々のポーマニと、僕がやってるクロッキーでは目的が若干違うからです。

僕は「形を写し取る」右脳トレよりも、むしろその形を(右脳か左脳か分かりませんが)なるだけたくさん記憶にストックして、最終的には脳内からイメージを引っ張り出すことで「見ずに描ける」ようになることを目標にしてます。
そのためには数十秒で脳をオーバーフローさせてガンガン叩いてくようなやり方より、じっくり形を脳に沁み込ませるようなやり方の方が向いてるかな、と思って。

ただそれにしても、現状はちょっと時間かけ過ぎ。
概ね1ポーズ3分以内を目標にしてるんですが、現時点だと6~7分かかってしまうこともあります。コレはちょっと度が過ぎてる。
でも根本的にやり方を改めないと、このまま続けても半分まで時短になることは無い気もしますね。。。

あとポーマニの3Dモデルは、今となっては古いDAZのVictoria2あたりじゃなかったかと記憶してます。
そのため複雑なポーズだと形態や輪郭に実際の人体とは違う不自然さが感じられたりするところもあり、そのへんは誤った記憶インプットにならないように適当に補正して描いたりもしてますね。そのあたりも時間が掛かってしまう一因かと。


それから、やってる間に少しずつ不満も出てきまして、コレも本来の用途と僕の目的が違ってるからなんですが、筋肉テクスチャがジャマなんですよね。
それよりも、陰影をしっかり取り出したい。

「このポーズでこの方向から光が当たってる時は、この部分にはこういう陰が出て、ココに影が落ちる」

ていうような情報が欲しい。

そうなってくると、最早ポーマニじゃなくて、自分でDAZ Studioを使って、Cartoon Shadedで表示したヤツを使ったクロッキーの方が良いかなぁ、と感じたりもしますが、
2016-01-04_10h49_03実際DAZ開いて、ポーズ選んで、ライトとカメラアングル調整して、、、てやってみると結構手間が掛かります。
改めて、こちらの都合なんかお構いなしに次から次へとランダムに色んなポーズが出てくるポーマニのありがたさを感じました。


なお描いたクロッキーは、その日の分をまとめてTwitterのアカウントにアップしてます。

Pixivに載っけるほどのものでもないし、Twitterにしたってフォロワーさんには単なるお目汚しでしかないとは自覚してるんですが、
描いて→晒して、までがトレーニングだと思ってるので、そこはご容赦下さいm(_ _;)m、ってコトで、失礼させてもらってます。


あけましておめでとうございます

何とか正月三が日の間に年始のご挨拶をしたく、またまたかなりバタバタと更新しちゃってます。

いや~今年の年末年始は数年ぶりにゆっくり出来そうな気配だったので、HPの方も元旦からバッチリ準備して更新、と目論んでいたんですが、
クリスマス明けの土壇場になって正月明けまでにやらなきゃならない仕事が飛び込んでしまい、ゆっくりどころか例年以上にせわしない年越しになってしまいました……orz…プシュー

そんなわけで、HPの方も新作画像アップもならず、既に公開済みの立絵の表情差分、苦笑気味の明日花のご挨拶画像で

皆様、あけましておめでとうございます(^^;
明日花立ち絵2

何はともあれ、本年は我が陰陽倶楽部にとって勝負の1年!であります。
まずは処女作『アンタの妻は堕ちている。』の完成リリース!
もうコレに尽きます。

現在行っているシナリオへのスクリプト組み込み作業が完了したら、その後は本腰入れてグラフィックの大幅強化!が当サークル本年前半のテーマです。
今はスクリプト作業を進めながら、基本的な画力を磨くためにポーマニ練習をやったり、クリスタで様々なツールを使って自分なりのタッチを見つけようと色々試行錯誤を繰り返しています。

グラフィックへの取り組みが本格化してきたらHPの方にももっと画像アップを増やして、お越しいただいた方々にもっと楽しんでいただけるような内容にしていければ、と思ってます。


無論それもこれも、最終的にリリースする作品に繋げるための布石!

正直まだいつ頃にまでに完成リリースに漕ぎ着けるか、僕自身にも目途が立っていない状態なんですが、何とか今年中にはお披露目したい!
今年の陰陽の抱負はもうこの一点突破!のグレンラガン!!

まだまだ海のものとも山のものともつかないペーペーの新人サークルですが、全精力を注入して作品制作に勤しみますので、本年も陰陽倶楽部をどうぞ、よろしくお願いいたします!