『愛妻、同意の上、寝取られ』『愛妻、同意の上、寝取られ 2 〜原田家の場合〜』by NTラボ

いやもうこの人の作品の感想書かずに何を書くかってくらい、頭抜けた新人NTRサークルさんだと思います。
1作目の時に感想文書きたかったんですが、ちょっと僕の方であれこれ建て込んでて書きそびれてしまって。
なのでシリーズ新作リリースに合わせて2作一緒にご紹介させてもらいます。


NTラボさんはデビュー作のリリース以前、Twitterアカウントを立ち上げられた当初からフォローさせて頂いてたのですが、、、

とにかくそのTwitterでのプレゼンテーションが、驚嘆するほどお見事でした。

「こんなに見せちゃってイイのかな~?」とこちらが不安に思うほど、制作中の作品を冒頭シーンから、どんどんバンバン、惜しげもなく画像ツイートしていかれます。
当然、RT&いいねのラッシュラッシュ! フォロワー数もアッと言う間に膨れ上がり、今見てみたらもう7000オーバーでらっしゃいますね。
「あ~フォロワー数追い抜かれた~!」なんぞと抜かしてたのは遥か昔……と思ったら、え~アカウント開設2017年5月ってまだ1年経ってないじゃん(@_@;; なんかもう雲の上の人って感じになっちゃったな~……

そしてまた、このNTラボさんのツイートで公開される先行場面の惹きが、物凄く強い!
この先で本編ではどんなエロい事共が起こっていくんだろうと、見てるコッチ側の妄想がしこたま膨らんで股間もしこたま膨らんでいくワケです。

この引きずり込まれるようなツイートの吸引力、コレは一体何なんだろうと、出来れば盗めないものだろうかと、実は拝見するたび考えてしまってたのですが、
眺めれば眺めるほど優れたセンスとしか言いようがない気がしてきて、コレは……真似しようとして出来るモンじゃないなぁ、と増え続けるRT&いいねにひたすら感嘆しておりました。

(ところでどうしてサークル名は「NTラボ」さんで、ツイッタ―アカウント名は「NTロボ @NT_ROBO」さんなんですかね? _LABOってIDが登録済みで取得できなかったからかな?)


そして、その「出し惜しみのない先行リリース」に対して、更に期待を裏切らない作品内容の濃さ!
事前の「見せ過ぎじゃないの?」という不安を払拭して余りある充実度を持った本編だからもう堪りません。

この2作はタイトルにもあるように「同意の上の寝取られ」。
僕はS寄りの性癖なので、自発的に寝取らせるのって通常だとちょっとテンション下がり気味になるんですが、NTラボさんに関しては全然そんなことはなく、NTR譚としてお話内容そのものに読みごたえがあるので、のめり込んでしまいます。


1作目の寝取らせは性癖由来のものでなく、会社経営に行き詰って借財を求めた友人に、交換条件として妻を抱かせてくれと持ちかけられるというもの。

まぁこの設定自体は決して非凡な内容ではありません。
ですが、変に悪びれずに「ずっとオマエの女房が好きだった」と堂々宣言する友人と、愛すればこそ「私は平気だから……」と夫に承諾の意志を伝える妻カオリの可憐さで、一方的な胸クソ展開にならないあたりの匙加減。
NTラボさんの作風や、諸所での発言を目にするところ、そのあたり全て計算の上で描写しておられるようです。

良い作品になるかどうかの分かれ目は、こういった文章の裏側にも気が配られてるかどうかだと最近つとに感じてまして。
きっとNTRに限らず、このあたりの皮膚感覚の有無は作家性にとって決定的なファクターなんだろうなという気がします。

類型的なオラオラのチャラ男でも、金にモノを言わせてのゲス野郎でもなく、おそらく日常においてはひとかどの成功納めている真っ当な社会人……そんな寝取り男の人物像が、現実離れしがちなNTR物語に説得力を持たせてるって印象。
援助を求められた時は一夜だけの交換条件としてカオリを抱き、次には自分からやってきて継続的な関係を夫妻に承諾させると、今度は夫の前で妻をよがり狂わせるあたり。大柄で逞しい体型といい男性的な顔付きといい、男としての自分に自信持ってる感じ。こういうヤツ時たまホンマにいますよね。実に胸クソ悪い好青年www 昔ゴシップ誌で見かけた、某有名野球選手に彼女ネトラレた男の記事が頭を過ぎりました。
こういうのが身近にいる夫の気分はホント複雑でしょうね。友人としては頼りになる一方で、コンプレックスもしこたま喰らわされる。そんな男に抱かれる妻がだんだん向こうに寄りかかっていっても、雄としての敗北感にじっと耐えてるしかないんですから。

あと自我の薄い受け身な奥さんの女性像が、僕個人のツボにハマるってところもありますかね。
NTラボさんご自身のお好みのタイプでもあるのかな。1作目2作目通じて、寝取られる女性のキャラクターには共通性が感じられます。

1作目の売りものシチュはおそらく露出ということになると思いますが、作品冒頭では常識的な価値観を持っている女性が、肉体に快楽を植え付けられてだんだん異常性癖にハマっていく様子は一種のMC洗脳とも言えます。
僕は露出や野外ファックという外景的なもの以上に、このカオリが意識改変されていく内面的な過程の方がツボでした。
超常的な催眠や薬物やアイテムを持ち出すことなく、官能一本でだんだんと女性の欲望を抉じ開けていくような描写が出来る作家さんには敬意を抱きます。


2作目「原田家の場合」は、主要な濡れ場は輪姦です。
NTRスキーの方の中には、輪姦を好まれない方も大勢いらっしゃいます。愛する女性が「奪われた」感を募らせるためには、複数で寄って集ってというのは必ずしもプラスに働かないからだと思いますが、そういう、輪姦拒否のNTR者の方にこそ、この作品は読んでみて頂きたいと思います。
「愛する妻を奪われる」刹那的な感覚がビリビリ伝わってきますから。

そして形式は1作目のカラーCG集に対して、2作目はモノクロ漫画です。
NTラボさんのガッツリネットリしたNTR描写には、今回のマンガ形式の方が合ってる気はしました。僕としては今後もNTラボさんにはこちらの形式希望です。
(カラーのマンガだとベストかな? でも案外モノクロの方がやらしぃ感じになる絵柄&ストーリーもあるので、一概に色がある方がいいとも言い切れない……)

ネトラセラレ

草食系なダンナ(主人公)の、歪んだ寝取られ性癖に付き合わされて身を穢していく妻、というネトラセ展開は、色白好先生の『ネトラセラレ』に通じるところがありますかね。

ただ『ネトラセラレ』は単行本3巻に渡って、変態っぽい主人公の人物描写などもタップリ入っていて、それがキモチワルくて引いてしまった、ていう感想もちょくちょく目にしました。
そのあたりで本作もやっぱり苦手に感じられる方もおられる可能性は否定できませんが、こちらは43ページという短編の中にNTRエキスが濃縮して詰まってる感じですので、変態亭主のウジウジっぷりは適度なエッセンス程度でスルーしちゃうことも可能かと。

それよりも、夫の変態趣味に従順に付き合ってあげる、健気な奥さん遥さんの堕ちっぷりを堪能するが吉!
1作目のカオリさんと同じく自主性が薄く流され系で、複数のマッチョ男達に1週間に渡って貸し出され自宅で慰み者にされてくれって夫のとんでもない要請を承諾。迎え入れた男達に「奥さんも好きなんでしょ」と問われるも「私はそういうのじゃないです」と少し照れつつ日常会話みたいなノリでかわそうとするあたり、何この奥さんカワイイ♥

きっとこの時点では遥さん、自分では本当にそれほどセックス好きって思ってる訳ではない。
だけど普段夫と子供と暮らしてる自宅の中で、見ず知らずの逞しい男達数人にこれから1週間延々とマワされる、それを夫婦二人して受け入れているっていうこの異常な状況で、官能に火が着かない筈もなく……

男達が自宅到着して早々にお茶を出す暇もなく脱がされバックから挿入されると、すぐに顔つきが変わってきます。
NTラボさんの描かれる女性はこの表情の落差、イキ顔のイヤラシさがまた実に色っぽくてカワイイ♥

Twitterの先行でも公開されてる場面なので書いちゃっていいと思いますがその直後に実家に預けてた筈の息子が帰ってきて、遥は我が子に目と鼻の先で見つめられながら異常興奮で我を忘れて4P三穴責めに「おっ、お゛♥♥」「ん゛お゛ぉ゛ぉ!♥♥♥」と半白目でヨガリまくってしまいます。
そんな母親をすぐ横で凝視する、夫似の大人しそうな息子爽太が、行為の意味が分からないまま紅潮し勃起してるのが実にイイですね。幼少期にこんなトラウマ植え付けられた彼も、きっと両親に負けず劣らずの立派な変態に育っていくことでしょう(^-^)

そこから先はネタバレになるので書きませんが、地獄の?1週間外泊生活を終えて帰宅した夫が、自宅のドアを開ける瞬間の演出が出色だと感じました。
とかく何でもかんでも裸さえ見せつけてればスケベじゃないっていう、エロスの神髄を見せつけられた感じがしました。

NTRとは何ぞや、ひいては性とは何ぞや、みたいなところまで、魂を鷲掴みにしてくる作家さんですね>NTラボさん
僕はたびたび堕ちていく女性を「ビッチ」って言葉の枠に押し込めてしまうのが好きじゃないって言ってます。
夫の要求に応えそして今もまだ応え続けている、その挙句にこういう女になっていった遥のことを、その一言で刈り取ってしまえるものでしょうか?


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