背景加工

今日Twitterの方に投稿したんですが、ネタ的にブログ向きな内容だったのでまとめときます。

シーン背景は出来れば自前で描きたいと思ってたんですが、制作のための時間とか体力的な面とか、色々考えると全部を自分で描くというのはちょっと難しいな…ということで、市販の背景画像集を見繕って、使える所はそれでひとまず手を打とう、ということにしました。
オンライン販売のゲームの場合、どうしても…となったら後からパッチで差し替えも出来ますしね。

…とはいえ、既にシナリオは出来上がってて音声も殆ど発注&納品済みになっている現在、
既製品の背景画像だとどうしてもストーリーとの間に矛盾が出てくる箇所や、8割方OKなんだけどあとちょっとココ何とかなんない?みたいな画像もあります。

なので既製品をそのまんま使うだけじゃなくて、必要な箇所に手直しを入れたり、トリミングしたり、複数の画像を組み合わせたり、カラー補正を施したり…といった二次加工をやっております。
今回はその幾つかのご紹介。


まずはメイン舞台となる自宅。
間取りの設定は僕の脳内には1,2階ともしっかり出来上がってるんですが、市販品の画像でピッタリと合うものは当たり前ですがありません。
そのへんは適当にお茶を濁すしかないんですが、でも玄関など建物の外観と内観で辻褄が合わなかったり、脚本との整合性でココはコレじゃないんだよな~、て最低限の場面は修正しときたいな、と。

自宅before玄関before自宅の外観、そして玄関の画像は上の2枚を使うことにしたんですが、
コレじゃお互いにドアの向きが合わない。
それに脚本の都合上玄関ドアはソレじゃないんだよなァ…ってんで、それぞれ以下のように修正しました。自宅after玄関after


お次は食事シーン背景用の食卓画像。
テーブルの上に昔使ってた3DCGアプリとその素材集使って適当にお料理並べました。ダイニングbeforeダイニングafter3Dアプリの使い方相当忘れてた~(汗)
でも自前で全部作らなきゃならない背景画像も今後少しずつ出てくると思うので、良いリハビリです。


最後は質素なアパートの女の子の部屋。
アパートの部屋beforeアパートの部屋after同じ構図の別画像からベッドを持ってきて、カーテンには女の子らしくちょっとした柄を追加。
全体の色調も暖色寄りに補正しました。

そんでもって、コレにブルーのベタ塗りの画像レイヤーを2枚ほど、焼き込みモードと乗算モードで乗せると、、、
アパートの部屋-夜夜間シーンの出来上がり。
画像集にも朝、昼、夜(灯り付き)のバリエーションは付いてましたが、照明の消えた後の暗がりシーンは無かったので自分で作りました。

昼の明度・彩度の高い画像があれば、夜のシーンへの転換はこんな感じでものの10分もあれば出来ちゃいます。
市販の画像集のバリエーションも、よく見ると塗り直してるんじゃなくて単にレイヤー加えて色調変えただけ、なんてのもありそうですねぃ。


こんな感じで作成した背景画像を組み込んでテストプレイしてみると、、、2017-02-05_19h06_13

背景画が入ると一気にゲームらしくなってきますね~って、
ひとりニヤけながら引き続き作業中__φ(´∀`)

 

 


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