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制作楽屋裏話~絵描きはつらいよ~

『つまおち』の分割リリースに関する裏話しま~す。

…って言いましても、今回は作画ストレスの息抜き殴り書き!
ほとんど弱音のぶちまけというか愚痴みたいな内容で、お目汚しばっかで申し訳ないんですけど。


以前から、デビュー作にテキストサイズ1MB&グラフィック数百枚の大作を持ってくるのは「無謀なルーキーが分不相応な高望みをして自滅するケース」の典型、という指摘は何度も受けてたんですね。

でもそれでも正直、僕は「やれる!」と自信持ってました。
実際台本はもう随分前に全て書き上げてますし、スクリプトの埋め込み、BGMやSEの組み込み、各キャラの立ち絵&表情差分、エンジン部分のプログラミングまでほぼ100%完了しています。
声優様方への発注と納品も順調に進んでますし、後はもう仮埋めにしてある各イベントシーンのグラフィックを1枚1枚描き上げて差し替えていけば、どんなに時間が掛かってもリリースには辿り着ける!…と。

しかしそのグラフィックがね、思った以上に時間と体力と精神を消耗するんです。
いやホントね、絵師さんって偉大だわ~って思います自分で描いてみると。
もちろん才能の多寡はあるでしょうけど、それでもやっぱ皆さん、上手くなるまでには物凄い時間と労力の蓄積があるんだな~ってのが骨身に沁みます。
時に「絵描いて疲れたから絵描きで癒す」みたいな絵師さんていらっさるじゃないですか。あ~ゆ~メンタリティこそが、絵描きにとっては最大の才能じゃないかな~…なんて思いますね~…。


で、にわか絵師の陰陽さん(←バカ)はと言いますと、去年の11月からグラフィック工程に入った当初は、1日2シーン描ければ3か月で余裕で下絵は完了する、な~んて考えておりました(←バカ)。
でもねでもね~、実際2シーンどころか3シーン、日によっては4シーンくらい描けてたんですよ最初は。

と・こ・ろ・が………

日が経つにつれて、画力の方は馴れだか何だか知らないけど、少しずつでも上がってんじゃないのコレ?とも思えたんですが、それと共に1枚描くのに必要な時間はむしろどんどん遅くなってって、同様に描き終わった時の疲れも日に日に凄くて。

以前Twitterでとある絵師さんが仰ってたとおりですね。
上達する=早くなる、でもないし、上達する=サラサラ描ける、でもないんです。
あるいは今僕が通ってる過程の更にその先には、そういう境地も垣間見えてくるのかもしれません。でも少なくとも今の僕はまだその段階じゃない。描けば描くほど自分の絵の粗が見えるようになってくる。だからそれを潰そうとして、より細部まで一生懸命こだわって1本の輪郭線引くだけに何十分も費やしたりして、作画に要する時間も、精神&肉体双方の疲労もどんどん大きくなってく一方です。

(そういえば………昔将棋に凝ってた時があるんですけど、アレも強くなればなるほど一手の読みに掛ける時間は長くなっていきますね。
弱い時は先が読めないから一手に10分も考えること自体が出来ないけど、強くなるほど何十分でも考えられる。プロだと2時間くらいの長考も珍しくないですもんね)

またそんでもって、自分の絵に対する要求が上がってくるに連れ、過去に描いた絵がね、我慢ならんよになってくるんですよ。「これペン入れ前にもっかい大幅修正したいな」って。

正月跨ぎの休日に入ってからは、食う寝る以外はひたすら制作~!みたいに時間注ぎ込んでたんですけども。
疲労感と圧迫感が毎日どんどん蓄積してくもんだから、だんだん1日1シーン描くのもきつくなってきまして、こんなことやってたら一体いつ全シーン描き終えてリリース出来るかってプレッシャーの大車輪悪循環ですわ~ (;´ Д`)ノ………
毎日描きながら、「今からでも自分で描くの断念して貯金降ろして絵師さん探して外注して、描いて貰ってる合間に表仕事頑張って目減りした貯金分稼いだ方がア~たらコ~たら…」なんて~グダグダも毎日のように頭ん中に巡ってくるのを、BGMでPaint It Blackしながら乗り切った年越しでございましたのことよ。


そんな感じで煮詰まりまくっていたところに降りてきたのが、「前後編に分けろ!」ていう寝起きの神のご託宣だった、という次第で。

まぁ、見事リリース出来るまで「まだリングにも立ててないデビュー前ルーキー」状態なのは何ら変わってない訳ですが。
だけど、とりあえず前篇! それきちんと完成して表に出せた暁には、なんつーか、同人初心者としても、にわか絵師としても、一皮ズル剥けることが出来るんじゃないかな~と。

そんなこんなで、脱包茎童貞目指して、これからもシコシコ掻き描き続けま~す!


テキストの巧拙

未だ入院中。
病院トイレのウォシュレットの水勢を最強にして、肛虐調教を受けるおにゃのこの心情理解に役立てられないかと試してみたりしてる陰陽です。

ベッドの上のノートPCではグラフィック系の作業は出来ないので、ずっとテキストベースの作業や活動が続いてるのですが、
そんなこんなもあって、先日完成させた表&過去ルートのスクリプト&シナリオの文章としての出来栄えはどんなもんやろな~、という考えがしきりと頭の中で蠢いてます。

仕事の方で僕の書く文章には、割と特徴(クセ)がある、と言われることもあって普段から気を付けてるのですが、自分のクセって自分では分かりにくいんですよね~。
陰陽倶楽部としての作品には、極力変なアクみたいなモノは出さず、素直にエロに感応してもらえるようなシンプルで読みやすい文章を心掛けたい、と思ってるんですが…
どうも気分が乗ってくるほどに文語的な表現に傾いていく傾向があって、「こんなの若い女の子の使う表現じゃないよ~」と修正することも度々です。
また一方で、個々の書き手独特の文章のテイストというものが、エロさをより一層醸す芳香剤の役割を果たすこともありうるでしょうから、色気のないひたすら無味乾燥なテキストでもそれはそれでまたダメでしょうし。。。


見た目で一発で判断できるグラフィックに比べると、テキストの巧拙ってのは見えにくいし伝わりにくいですよね。

エラソーな言い方になっちゃいますけど、その分作り手の方にも(特に同人において)、テキストに対する感性や感覚に?が付く作品に出会うことがままあります。
(ていうかぶっちゃけ、つい最近そういう作品に当たってしまって、余計に今こうして考え込んでしまったんです)
でもコレって、とりわけノベルゲーにはものすごく大切なことだと陰陽は思うのです。

「てにをは」の使い方や修辞法の間違い、誤字脱字など、それ自体が作品内容に決定的に影響する訳ではない筈なんですが、でもそういう部分にミスや誤謬の多い作品って、内容読み終わってみてもやっぱり満足できないモノになってる確率が相当高いんですよね。
そういう作品って結局文章に対する練度を重視してないってことで、それが作品内容にまで反映されてくるんだろうな~、と思ったりしてしまいます。
極端な場合だと、ストーリー初っ端1行目の主人公の自己紹介出だし読んだ瞬間に、「あ、コレは、ダメかな…」と直感して、やってみたらキャラの名称まで誤字脱字だらけで内容的にもう~ん………てなっちゃったコトもあります。

こういう文章書きのトレーニングって、どうやったら磨けるんでしょうね?
グラフィックの方のトレーニング方法というのは、ネットの普及に伴ってある程度の導線が見え易くなってきてる感じがするんですが、
それに比べると文章の方は、なまじ誰でもどこでもいつでも書ける分、おざなりにしてる人、自分で自覚的になれてない人も少なくないのかなぁ、と感じます。
基本的には、書き手本人の読者としての体験量・読書量なのかな、とも思いますが、単純に物量でなく、言葉に対する感性みたいなものが生来的性格的にどれくらいセンシティブなのか、というのも影響してるのかもしれませんね。。。

まぁあるいは僕は少しそのへんナーバス過ぎて、一般の人から見たらど~~~でもイイような所にまで拘り過ぎてる可能性も無くはないけど。
喘ぎ一つでも、ココは「アッ」なのか「あっ」なのか「あッ」なのか「あ!」なのか、なんて悩んで何回も書き直したりしてるんです。


新人サークルの広報活動ってムツカシイですね~

スミマセン~。
最初にお詫びしておきますが、今日のはNTRには直接関係ない、ホントの雑文です。
しかも結構お堅い話(^^;

まぁTwitterアカウントオープンからようやく3ヶ月、ブログ立ち上げ1か月半、トップサイトオープンから1カ月未満のこのペーペー新米状況で、まだ広報云々なんか言うような段階じゃないんですけどね、、、ちょっと先を焦り過ぎかな、、、

そもそも肝心の制作物が1つも完成出来てない訳ですから世間様に相手にされないのは当然です。
ところが一方で、広報を図ってちょっとでもサークルをアピールしておかないと、その制作物が出来ても誰にも知られないんじゃ遊んでもらえない。
こう、鶏が先か卵が先か的な話で、結論的には、「どっちも大事」と思ってる次第です。

 

今まで2回ほどやってみたブログ連動のTwitter投票というのも、ぶっちゃけパブリシティ的な側面も考えてないといえば嘘になるのですが、
前回初めてやった時より今回投票数が1/3程度に減っていたというのは、これはちょっと戦略的に間違ってたんじゃないかなぁ、と反省しきり。
せっかくご投票やRTでご協力いただいた方々にも、何とも申し訳ない心苦しい気持ちがしています。

最初の回は週末金曜の夜から土曜の夜までを狙ったのですが、
今回はそれと比較する目的もあってあえて1日早く木曜~金曜で投票募集してみました。
結果、ツイートアクティビティのインプレッションを見てもちょうど前回の1/3くらいに激減。
(この平日:花金でTwitterのインプレッションは1:3、てのが正しいのかどうかは、今後検証してみたい課題です)
…インプレッションと投票数の比率が同じってことは凄く単純な話、要するに「見て頂ける機会を増やすしかない」ていう至極アタリマエの結論に落ち着くという。

じゃあ具体的にどうやるのかというと、今意識してるのは2点あって、

  • サイトの有用性を高める。
  • ビジュアルな印象を重視する。

1つ目は、とりあえずブログの内容充実ですね。
プレイしたゲームや購読したマンガの感想文とか、もっと積極的に出していかないとなぁ。
あと「二項対立」シリーズもまだ結構ネタあるので懲りずに続けていきます。
(今後ちゃんと作品リリースして、サークルの知名度が上がってくるにつれて、同じ質問で2度3度とTwitter投票繰り返してみたい、なんて下心もちょっとあります。投票数全体の増減で結果に差が出るかどうか検証してみたらどうなるんだろうなぁ、と考えたりしてて。
NTRとはホント全然関係ないんですが、こういう統計分析みたいなのって個人的に興味あるんですよね)

2つ目の方は、とにかくちょっとずつでも(自分自身の練習も兼ねて)絵を描いてアップする習慣付けをしないとなぁ、と思ってます。
僕の脳ミソは一点集中型で、何かに没頭するのは嫌いじゃないんですが、その一方でその集中を途切れさせられるのが凄く苦痛、
なので同時に2つ3つのコトを並行してこなすのがひどく苦手で、今はシナリオの第2稿に没頭してるのでなかなかお絵描きの方に思考を切り替えられないでいます。
そのせいで長らくpixivの方にも画像投稿してないし、
とにかく絵を上達させる絶対条件は数をこなすことだと思ってるので、それが出来てない現状に焦りも感じてます。

 

もちろんこうした広報活動頑張るの手前に、大前提として一日でも早く作品を仕上げてリリースすることが最も大事なのは言うまでもありません。
(…てなコト考えてたら、こんなツイート拝見してガクブルしたりしてるワケですがw)

 

最後に、「有用性を高める」の指針に沿ってw、ネットコマース等考えるうえで勉強になった本を1冊ご紹介。
『商品を売るな コンテンツマーケティングで「見つけてもらう」仕組みをつくる』
このサークルを運営していく上でも、Webでの広報活動を行う上でも、考え方の一つの指針にさせて貰ってる本です。


進行報告

………と銘打ってはみたものの…表向きにはあまり大々的に書くような進展は少ない今日この頃です(´。`)
とはいえ自分の中では凄く重要なステップを踏んでると思ってます。

先日の『ご主人さまにあ』のプレイで自分の書いたシナリオの未熟さを痛感し、今は大幅な校正・リライトと加筆をやっています。
手がけはじめていたシステムまわりの組み込みとグラフィック描きの方は、一旦ペンディングです。

僕は自分が書いた同じシナリオでも、読んでいて「いいね」と思える時と「ダメだね」と白ける時がバイオリズムみたいに行ったり来たりします。
初稿を書き上げた直後は一種の興奮状態で「いいね」のピーク、傑作をものしたつもりになって部屋の中でクルクル回ったりしてた訳ですが、
それから一か月も経って冷静に客観視できるようになってくると、まるで新人の持ち込みを冷徹に仕分けする編集者のように「あ~まるで使えませんねコレじゃ」と突きっ放したモードになってきました。

「NTR特有の焦燥感や痛みが全然伝わってこないじゃないですか? コレじゃ単なる脅迫レイプですよ」
「………仰るとおりです………」
「せっかく過去と現在という二本の時間軸で物語が動く構成になってるのに、それが全然活かされていない。無駄にややこしくて散漫なだけです」
「………ごもっともです………」
「アナタが描きたいモノって本当にエロなんですか? それとも中途半端なサスペンス小説の真似事がやりたいんですか?」
「……………エロが………描きたいです……………」

…と、こんな感じで自分の中で新人作家と編集者の対話、というより一方的な叱責が続いています。

でもまぁ一人でやってる以上、この自分の中での人格分離からの意見交換って、やっぱり凄く大切です。
とにかく今は「編集者」のお眼鏡に適うシナリオにするべく、うんうん頭を悩ませています。


ひょっとしたら寝取り男の属性は、当初の予定から劇的に変わってくるかもしれません。
僕の本来の性向からすると予想外の人物像が浮かび上がってきてるんですが、この物語の中でこのヒロインを寝取り堕とすならこういうヤツでなきゃダメだろう、的に必然的にキャラ像が変化してきてしまいました。
佐原ver.1アップ佐原ver.2アップ
「汚っさんNTR」は今回は見送りにするしかないのかな………

しかしこうなってくると台詞まわりや状況設定なども一部書き換えざるを得ず、
また更にこのメイン寝取り男が本来担うはずだったポジションを肩代わりさせる為に、別キャラの人物造形にも変化を加える必要が出てきます。
まるで掛け違えたボタンを順繰りに一個一個掛け直していってるような感じで正直ヒーヒー言ってますが、
今となっては初稿のままリリースに持っていくことは最早考えられないので、やるっきゃない!です。


ヰタ・セクスアリス…のようなもの

最初はINTRODUCTIONに入れていた自己紹介的な文章ですが、どうもあそこに置いとくのもコウルサい感じがしましたので、ブログの方に移動します。


思い返すと思春期…あるいはそれ以前から、悲恋モノが好きだったように思います。
見た目が子供っぽい割には早熟で、小学生の頃からエロっぽいモノも色々見てたような気がしますが、
今になって記憶を手繰ると真っ先に出てくるのはアダルトもの成人ものではない、一般小説やマンガの中に時折垣間見えるエロティックなシーンに異様にドキドキと酩酊していた想い出ですね。
山岸涼子先生の『日出処の天子』の刀自古郎女とか、中学の図書館で借りて読んでた志賀直哉の『暗夜行路』に突然出てきた奥さんの浮気場面とか、あのあたりが僕のヰタ・セクスアリスかなぁ…なんて思います。

愛する人に愛されない悲痛だとか、想う人が奪われる絶望だとか、それで自棄になって道を踏み間違えてしまう人の弱さだとか、、、
そういうのに心が震えるというか、気持ちに食い込まれるというか。

何でなんでしょうね? 自分にもよく分かりませんw

昔から下着ドロや痴漢といった、社会的認知を受けられない性癖を持った人たちのやらかす事件等々目にしてしばしば感じていたのは、
「あぁ俺は少なくとも法的に赦されないこの手の性的嗜好じゃなくてヨカッタ」みたいな、やはりこうして言葉にしてみるとどこか歪な、上から目線の同情と憐憫と嘲笑の混じり合った感情でした。
ただ……そういう人たちがそういう性癖なのも、僕がこういう体質なのも、殊更自分の意志で選んでそうなったって自覚はないんですよね。
きっと性癖に関しては、正常者も“異常者”と言われる人たちも、みんな「気付けばそういうのが好きだった。」
たとえばそれが「病的」なモノで「矯正」出来るモノであったとしても、その結果自分が変わってしまうということは、それ以前の自分は「喪失」されるコトになるわけで、そこにはやっぱり、何らかの哀しみが伴うように思えて。
その「矯正」がもたらす幸福がもしあったとしても、歪みを抱えたまま煩悶する人生に比べたら、或いはずっと薄っぺらいモノになってしまわざるを得ないんじゃないか………なんてね。
つまりもうこりゃ今更ど~しょ~もないな~、と諦めて開き直ってそういう自分の変態性も愛でてやろう、よしッエロゲ作るぞ!と決意したのがごくごく最近のコト、当サークル誕生の経緯であります。

「壁と卵があったら、壁にグチャッとぶつけられて割れた殻からドロドロ内容物を壁面に滴らせる、そんな卵の側に立ちたい!」

………そうしてその壁に伝い流れる黄色い粘液を指で掬い上げ、口に咥えて舐めしゃぶる。
当サークルで作っているのはそういう最低の人間のリビドー垂れ流しの成人ゲーム、ということで、内容についてはご想像くださいwwwwwwww