NTR界にFANZAから届いた少し早いお年玉

……で、界隈が盛り上がっておりますな~。

【FANZA REPORT 2018 同人編】 コミケ直前 「同人に関する統計調査」 緊急結果発表!

「俺たちの時代だ~!」と舞い上がる方、「寝取りと寝取られ一緒くたにしてるが故の合算結果」と冷静に見る方、「この国は病んでる」と首を振る方、、、なんちゅーか、悲喜こもごもってヤツですかね。

さて、NTR好きが昂じて受け取る側から作る側にまで回ってきてしまったワタクシ陰陽としまして、この結果見た時に最初に感じた気持ちはといいますと、、、なんちゅーか、これまた悲喜こもごもとでも申しますか。

アレですかね、実は好きだったけど大っぴらに言うと周囲から白い目で見られるので言えなかったかつての某アイドルバンドが、なんや知らんが映画化されてロック界のチャンピオンみたくなってて今やあの曲世界一有名なナンバーになっちゃったよ、、、
なんて時に感じる( ゚д゚)ポカーン…なんかに近いモノがあるでしょうかMama mia, Mama mia~♪

人気があると分かれば、当然参入者も増えます。そうするとますますジャンル内が豊かになって、さらに注目を集める。プラスの回転が働き始めます。
それは誠に喜ばしいことなんですが、一方でそうなると、ジャンル自体に愛着があって入ってくる人ばかりじゃなくなってもきます。
今回のFANZA統計発表以前から、ど~も最近、どんどんバンバン出てくるNTRタグ付き作品玉に対してウチのバットの打率、落ちてきてないか……という懸念がありまして。
いや単にアタシが色々食い過ぎて口が肥えちゃっただけかもしれませんけども。
自身にはさほどそういうシュミがある訳じゃないんだけど、売れそうだから、ひとまずNTRの型に嵌めたテンプレに乗っけてハイどうぞ、そうした気配を感じる作品を目にする機会も増えた気がします。

せっかく広がったジャンルなのに、中身が水で薄められたスープみたいになってしまうと、やがてお客さんたちも「アソコ味落ちたよな」って離れてしまう。いわゆる「ブームの終焉」……これだけは避けたい。
そのためには、
ニッチだろうがマイナーだろうがオレが好きだからやってんだゴルァ(#゚Д゚)!……ていうスキモノ共の一層の奮起、それも増えたお客さんに大量にばら撒くためじゃなくて、もっとイイ味出して更に新しいお客さんを自力でお店に呼びこんでくるようなハッスルが必要デスヨネ~(#゚Д゚)、なんてことを思ったりなど。


まぁもっとぶっちゃけた話、ウチみたくNTRジャンルの中でも弱小のマイナー・オブ・マイナーなサークルだと、ジャンル作品がこの先さらにバンバン増えてくとますます埋もれて目立つのが難しくなってくな~……ていうヤラシイ心配ってのもまぁ、あるっちゃある訳でしてf(^_^;

ここまでNTRがメジャーになってくると、もう「NTRサークル」というだけでアピールするのは難しくなってくるでしょうね。
NTRの中でもどういうNTRなのか、他との差別化の打ち出しが大事になってくるように思います。

で、先々どうなるかはともかくとして、
現状陰陽倶楽部は、NTRの中でもリアル路線シリアス路線の先兵として押して行こうと思ってます。(萌えっぽい人気の取れそうな絵は描きたくても描けないしφ(^_^;;)
当店はパクッと手早く喰らいたい若者向けのファーストフード店じゃ御座いません。オードブル&スープからメインディッシュにデザートまで、じっくりフルコースで御堪能頂けるようにシェフが腕を振るった料理をお出しします。(あ、「肝心の料理がマズイぞどうしてくれる!?(#゚Д゚)」ですか。スンマセン精進します……((((( ´・ω・`))

Ci-enの紹介文にも書いたのですが、とにかく「ナマナマしい」「イカガワシイ」お話が書きたい。現実の憂さを晴らすファンタジーなドリームに溢れたナントカランド……ではありません。郊外に佇む薄暗いオバケ屋敷。見せるのは悪夢。オミヤゲはトラウマ。NTRは魂エグッてナンボ!
アナタの隣にいる奥さんやら彼女さんやらが、よろめき身を持ち崩しアナタを裏切り堕落してく、そういうのを胸糞になりながら鬱勃起しちゃう矛盾に満ちた人の性(サガ)ってヤツを、グリグリとエグるような反社会的不道徳な作品を、これ見よがしに垂れ流していければと願ってヤミません。

とまぁそんな訳で、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます(^_^;

Anyway the wind blows…


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