NTRを大まかに分類してみる(4)バレあり←→バレなし

寝取られ二項対立シリーズです。

今回も連動Twitter投票実施しますので、よろしければ是非ご投票・ご意見お寄せください。

今回のお題は
●バレあり←→バレなし
です。
カノジョが寝取られたことをカレシが最終的に察知するかしないか、ですね。

ただ、今書いてて気付いたんですが、コレってエンディングだけじゃなく、物語の途中過程でもこの対立軸出てきますね。
だんだんとNTRが進んでいく中で、主人公がそのことに気付いてヤキモキするのか、
それとも彼の全然知らないところでどんどんヒロインが切り崩されていくのを神視点で愛でるのか、という。
この「ヤキモキ←→のほほん」という途中経過の対立軸を掛け合わせると、選択肢は4つのパターンになります。

  1. 「ヤキモキ→バレあり」
    「ひょっとしてカノジョ、浮気してる?」みたいに疑心暗鬼になって身悶えるカレシが、予想通りの現実を突き付けられて慟哭する、的展開。
  2. 「ヤキモキ→バレなし」
    彼女のヨロメキを気にしながら、結局その事実を掴むことなく、モヤモヤした気分のまま彼女を受け入れ続ける。
    または「やっぱ俺の勘違いだった!」って男ひとり勝手に立て直してラブラブ気分で(バカ)ハッピーエンド。
    無論その裏ではNTL男にズコンバコンやられまくっちゃってる(´∀`*)、という展開。
  3. 「のほほん→バレあり」
    ベタ惚れの彼女に彼は相思相愛だと信じ込んでる。その裏で着々と進行するNTL男の罠。そして迎えるバッドエンドの大どんでん返しにカレシ涙目ボーゼン自失\(^o^)/
  4. 「のほほん→バレなし」
    ただのバカ。君は一生幸せに生きていきなさい。
    …て言っちゃうとNTRものとしては割と少ない感じもしますが、コレすらも物語次第ではちゃんと成立しないわけじゃない。最近だと第六花壇さんの「少年勇者ケン」シリーズ(コレとかコレ)や、「なんキテ」by笑談者さんはこのカテゴリーですよね。(ま、やっぱギャグ調が多いかw)

…などなど考えてみると、これも前回の●完堕ち←→堕ちない同様、ストーリーに直接関わってくることなので、一概に答えは出せない問いですね~。
しかしそうした前提を取っ払って「エンディングとしてどっちがお好み?」とシンプルに訊かれた時に、どちらに振れる人が多いのかなぁ、というのが冒頭のTwitter投票でのテーマです。
(「パラメータは極力シンプル化せよ」て大学時代に社会学調査の考え方として教わりまして(´∀`))

「ヤキモキ←→のほほん」も別設定で投票調査してみたいけど、Twitterの字数制限の中でその違いのニュアンスを伝えて投票してもらうのはちょっとムズいかな。。。


またこの「●バレあり←→バレなし」ベクトルは、前回の「●完堕ち←→堕ちない」のベクトルと、ある程度相関性がありそうな気もします。(調べようは…無いですけどね~…)

せっかく完堕ちしたのに、それがバレないまんま終わったんじゃ喪失感がない
…みたいな感じで、完堕ち支持派にはバレもありで徹底的に沈めてしまえ!な方が多いんじゃないかな~、と予想してみたり。
あ~でも「完堕ちした彼女とNTL男に、エンディング後もずっと裏でコケにされ続けるであろう主人公」みたいなオチもアリか~…

その一方で堕ちない派の方は…どうなんでしょうね。
「堕ちない→バレる」て展開を好む方というのは、その後二人がどうなるのを望まれるのでしょうね。「全てを許して結ばれる二枚目ハッピーエンド」的な方向なのかな?
「堕ちない→バレない」だとなかなか作劇としては難しそう。何も知らない彼氏の裏で、一人罪の意識にハラハラと涙を流す彼女の懊悩、的エンディングになるのでしょうか。(個人的には、それもそれでなかなかオイシソウ( ̄∀ ̄)ではあります)


ちなみに現在当方で制作中の「つまおち」はどうなっているかと申しますと…………………

………………………………当然ながらそれはまだヒ・ミ・ツ♥



さて、投票結果です。

投票総数11票、
「バレあり」派64%(7票)
「バレなし」派36%(4票)

スタート直後の1~2時間は「バレなし」派が3-0くらいで先行したんですが、後から来られた方がほとんど「バレあり」に投票されたようです。
残念ながら投票数が前回に比べて約1/3に伸び悩んでしまいましたので、ちょっと統計的な有意性を測るのは難しい結果になってしまいましたが、一方的にどちらかに偏る傾向ではなく、やはり各人の好みによって割合バラけるのかなぁ、という印象でした。

前回の●完堕ち←→堕ちないでも、どちらかが圧勝という結果にはなりませんでしたし、
ことほど左様に、寝取られの嗜好というのは千差万別、という印象が更に強まってきた感があります。

(それよりも今回は、Twitter投票の取り方だとか、新人同人サークルが活動していく上での広報のやり方だとか、そういう本筋とは別のところで色々考えちゃったりしちゃったりしました。
そのあたりについてはこの投稿とは関係ないお話になっちゃうので、後ほど改めて、雑文カテゴリーにてつれづれに書いてみます


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