NTRを大まかに分類してみる(2)脅迫←→絆され

NTRを大まかに分類してみる(1)NTRとNTLに続いて、今回は

●脅迫←→絆され
です。

また「脅迫されてセックスを強いられる」展開ってのは、(少なくとも行為の開始時点では)広義の強姦になるでしょうし、「絆されて体と心を許した相手に強姦」てのも変な話なので、やや荒っぽいですが「脅迫≒強姦」「絆され≒和姦」と今回はまとめて考えてしまいます。

(とはいえ折衷型やどっちともつかないようなケース、例えば「脅迫で始まったものがだんだん絆されて」とか、逆に「憎からず思っていた寝取り男が実は鬼畜で途中から脅迫レイプに」みたいな引っ掛けバリエーション的な展開ってのも色々あるでしょうけど)

そういえば(決してそういうタイミングを狙ってこのエントリー書いた訳ではないのですが)
「純愛寝取られ」を謳ったANIMさんの『彼女の肢体に付いたアイツの唇痕』が明日発売ですね。
僕かなり期待してたのですが、正直言うと先行サンプルでちょっと「アレ?」って感じになってしまいまして、とりあえずユーザー感想待ちの様子見モードです。
僕の好みからするとあまりにオツムとオマタが緩すぎる感じでちょっとヒロインの魅力が↓になってしまって…。まぁこのあたりも人それぞれの好みでしょうけどね。


好きな人を持ってかれる、という寝取られの宿命上、女の子の何らかの弱みに付け込んでの脅迫、というのは最も親和性の高いストーリー展開かと思います。ただ最近はユーザー側の目が肥えてきてそういうストレート過ぎる設定というのはマンネリ化して新鮮味が失われてきてる印象もありますね。

もっと思いっきりよくw、何の落ち度もない女の子をいきなりれい~ぷしておいて「俺との関係バラされたくなければゲッヘッヘ~」みたいな完全自家発電強姦方式、というのもありますが、もうそこまで竹を割ったように外連味なくスパーンとやられると爽快感すら漂って、個人的には決して嫌いじゃありません(^^;

ただ、そういった“道具立て”が上手く決まるかどうか、というのは、仕掛けそのものだけじゃなくて、女の子の性格設定や状況描写などとの兼ね合いが重要。そういう総合的な合わせ技がピタリと決まっている作品というのは、ド直球な脅迫ネタであっても強姦スタートであっても、ちゃんと大脳エロ皮質を刺激してハァハァ出来る良作として成立するのだろうと思います。

 

最近の僕個人の傾向としては、どっちかっていうと上記のような強姦・脅迫系から、和姦・絆され系の方に気持ちが寄ってきてるのかなぁ、という感もあります。

前回のエントリーでも書いたように僕は元々ドSで、寝取り男サイドでNTR物に入ってきた口なので、腹黒なオッサンが女の子の弱みに付け込んでゲッヘッヘ~、なのが好きだったのですが、
だんだん寝取られ側視点にも感情移入できるようになってくるにつれ、コクのある「愛する者を寝取られる哀しみ」を純度高く味わおうとすると、(主人公に何の責任があるでもなく)相思相愛の彼女・奥さんを、ド直球に別の男に口説かれ、絆され、奪われる、という展開に「おおおおん(ToT)」ていう鬱勃起をより強く刺激されるようになってきてます。

さっき「NTRには結局のところ総合的な技の決まり具合が大切」と書きましたが、この「和姦テイスト」が成立するかどうかのキモは、寝取り男の人物造形が決定的に重要な気がしています。
脅して力づくで持ってくような寝取り男なら、極論もう汚っさんでもドキュンでもマジカルチンポでも何でもアリなんですがw、ヒロインがヨロヨロよろめいてなびいていってしまうような寝取り男には、それなりの魅力が伴っていないと説得力出ません。更に言えばそうした人間的魅力の感じられない只の馬糞男にチョロりと持ってかれるようだと、ヒロイン自身も単なるアホビッチって感じで魅力激減、ヒロインに魅力が無いってことはもう作品としてアウトってコトですからね。。。


このあたりの僕の心境変化は現在制作中の処女作のシナリオにも大きく影響してまして、
最初の構想では正しく「弱みに付け込み脅迫→レイプ→調教→快楽堕ち」という典型パターンだった筈の作品が、
シナリオを書き進め、改稿するにつれて、どんどん和姦テイストに近いものになっていってます。
ただそうなってくると上述したとおり、寝取り男の人物像を描くのが非常に難題になってきてまして、果たしてコイツにそれだけ男としての魅力があるのか?…と日々自問を繰り返しながらシナリオ延々書いたり消したりを繰り返してる今日この頃です。

エロ嗜好的には今の僕は「脅迫絆されどっちでもイケるクチ」で、気が早いですが今後2作目3作目と続けていくことが出来れば、強姦から和姦まで脅迫から絆されまでおはようからおやすみまで、幅広くユーザー様のご期待に添えるバリエーションの広いNTR物語を妄想しご提供していきたいと考えておりますです。


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